ザバーニーヤ
作品名:Fateシリーズ
使用者:アサシン(= 百貌のハサン・サッバーハ)
能力についての詳細
来歴
- 多重人格者
- 人格ごとに得手が代わり、その万能性を以て暗殺を行ったハサン。
他の代のハサンと異なり、彼は自らの肉体に手を加えることを一切しなかった。その必
要がなかったと言ってもいい。なぜなら彼の肉体は凡庸でありながら、その肉体を駆る精
神を、状況に合わせて自在に変更できたのだ。
基本性能
宝具のランク |
B+ |
種別 |
対人(自身)宝具 |
レンジ |
- |
最大捕捉 |
- |
宝具による効果 |
人格の数だけ分裂する |
分裂
- 複数の魂(人格)の分だけ分裂して現界する
- 最大80人まで分裂可能。
- 無自覚であっても分断された魂(自我)ならば、現界可能。
——単一の個体でありながら複数に分断された魂を持つことで、
自らの霊体ポテンシャルを細分化し、複数のサーヴァントとして現界できる。
最大で80人にまで分裂可能。
さらに無自覚な自我が出現する可能性もある。
使用者との関連性
スキル『専科百般』A+
- それぞれの自我に相応のスキルがBランク以上で具現する
花札、ベリーダンス、毒術、幻の武術、策略など多種多様のスキルが各々に具現する。- 何の取り柄もない人格、欠点を抱える人格にはそれらが発現する。
作中に登場した人格と役割
+
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『露塗』 |
『露塗』はその名の通り、様々なものに色を塗り、
相手を惑わす顔料の達人。
確か、彫刻にも精通していた筈。
魔改造など最も好きな仕事だと言っていたな。
そのフィギュアをさらに貴様の望む形へと進化させる事も、
奴ならば鼻歌交じりにこなしてみせるだろう。
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+
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『怪腕』のゴズール |
- 高い腕力
- 腕相撲ならば金時やベオウルフとも競える。
- 総合的な戦闘能力となると低いらしい。
総合的な戦闘能力ならともかく、単純な腕力だけなら
我々の中でもゴズールは随一。分が悪いとは思いませぬな。
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+
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ちびハサン |
- 無知であり無能であること
- 捕縛されても秘密を吐かず、暗殺者と見抜かれないための人格。
- 拷問や尋問を受ける役割なので、ハサンから逃げるほど嫌っている。
暗殺者として、そうであったほうが効果的な場面が
確かに存在する、という事です。
業腹であり屈辱であり、本来あってはならない話ですが───
たとえば任務に失敗し、敵に捕らえられたとき。
何も知らない人格ならば、いかような責め苦を負おうとも、
知らないのだから喋れない―――そういう事です。
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+
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その他リスト |
基底。怪腕。迅速。奸計。集積。縫合。鳶影。音無。
収貨。舌鋒。巻風。速尾。詐称。静寂。裁断。祈願。
油針。祭煙。剣鬼。夜陰。地学。変梃。追補。遠見。
業火。霹靂。蛇香。幾学。妖美。露塗。医食。貫指。
馬攻。射影。臨写。戒飭。風弓。説諭。汚泥。混成。
筒闇。割譲。衣紋。星辰。美食。輪技。薬師。悪徳。
月光。虫飼。解錠。忘却。無彩。計則。毒見。耕材。
鉄縄。仮死。考古。摂理。抜骨。拝礼。軽脚。二忍。
日輪。査定。衛生。千里。木偶。残響。伝歌。長刃。
潜行。造形。継承。粧粉。奇芸。隣人。船舶。滅記。
削離。草淋。研磨。診心。狭域。黄反。雨呑。白亜。
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元ネタ
ザバーニーヤ(アラビア:زبانية)
イスラームの経典『クルアーン』(『コーラン』)に登場するマラーイカ(天使)。
名前の意味は「乱暴に突く者」
責め苦を司る地獄の管理者であり、長であるマリクに忠実で高潔な19人の天使とされる。
関連項目
妄想幻像の能力分類。
全く同じ理念で万能を目指したもの。
こちらは人格を分割するのではなく生来の多重人格に一つずつ極めさせる方式。
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最終更新:2023年10月12日 22:23