日輪よ、具足となれ

カヴァーチャ & クンダーラ
作品名:Fateシリーズ
使用者:カルナ

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する防具。
宝具のひとつ。形状は黄金の鎧。だが金ピカとは呼ばれない
あらゆる敵対干渉から防護する太陽神の鎧




防具についての詳細

来歴

  • 太陽神スーリヤの子である証の鎧と耳輪
    • 生まれた時からカルナの肉体と一体だった。
    • 太陽光を物質化させた黄金の鎧。
      • 神格ですら破壊困難。
 カルナの母クンティーが未婚の母となること
に恐怖を感じ、息子を守るためにスーリヤに願っ
て与えた黄金の鎧と耳輪。太陽の輝きを放つ、
強力な防御型宝具である。光そのものが形と
なった存在であるため、神々でさえ破壊は困難。
カルナの肉体と一体化している。

基本性能

宝具のランク A
種別 防御型宝具、対人宝具
レンジ 0
最大捕捉 一人
宝具による効果 消滅耐性、ダメージ軽減

敵対干渉削減(パッシブ)

  • 受けるダメージを10分の1にまで削減する鎧
    • 削減対象は物理・概念問わない。
神話では奪われたままだが、サーヴァント化したカルナはこの鎧を所持している。
見た目こそ重厚になってしまうが、物理・概念とわずあらゆる敵対干渉を削減する無敵の鎧である。
これがあるかぎり、カルナにはダメージ数値は十分の一しか届かない。

消滅耐性

  • 世界消滅すら耐え切る消滅耐性
    • ムーンセルによるデータ廃棄すら耐える。
      • 相手が月の属性を持つならばどんなものでも破壊不可能。
我が鎧は神が身さえ破壊できぬ太陽の威厳。
いかにムーンセルが強大とはいえ、
月である以上、太陽の光は砕けない。

強制励起(真名解放)

  • 日輪となって周囲を守る
    • 使用者しか守らない宝具が味方全体を守る太陽となる。
見よ───これこそが太陽神より与えられし、
我が鎧と耳輪の輝き。
だが、知るがいい。オレ自身が命の光輝と化したならば、
この黄金はもはやオレを守るものではない。
それはただ───
オレという日輪が此処に在るというだけだ。
*1

欠点

  • 損失時は再生不可
    • サーヴァントの自動再生能力が失われる。
おかげで、岸波白野との
サーヴァント戦で受けた
傷は一切治っていなくてな。
実のところ、
あれからずっと瀕死のままなんだぞ、オレ。
 神々をも打ち倒す、一撃のみの光槍。雷光
でできた必滅の槍。インドラが黄金の鎧を奪う
際、カルナの姿勢があまりにも高潔であったた
め、それに報いねばならないと思い与えた。黄
金の鎧と引き換えに顕現し、絶大な防御力の代
わりに強力な“対神”性能の槍を装備する。


元ネタ

カヴァーチャ(Kavach
サンスクリット語で「鎧」を意味する語。

クンダーラ(kundala
サンスクリット語で「螺旋」「腕環」「耳環」などを意味する語。
カルナの黄金の鎧には耳環も含まれる。
またサンスクリット語で「焼く」という意味のkundから派生した後とも思われている。

カルナという名前の由来
クンティーによって川に捨てられた後、アディラタとラーダー夫妻に拾われたカルナは
ヴェスシェーナ(宝を帯びた子)と名付けられた。
しかしクルクシェートラの最後の戦いの際、体に癒着していた黄金の甲冑とイヤリングを切り取って
インドラに渡したためカルナ(切り取る)という名になった。


関連項目

ランチャーのもうひとつの宝具。
使うと黄金の鎧は失われる。

カルナの宝具。Fate/EXTRAではただの術技として登場する。

カルナの宝具。Fate/EXTRAではただの術技として登場する。


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最終更新:2024年08月11日 23:21

*1 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ 第5節