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サンダーマスク(漫画版)

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katamematome

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作品データ


ジャンル 漫画
種類 石化
性別 男女

作品概要

『週刊少年サンデー』1972年(昭和47年)10月8日号から1973年(昭和48年)1月7日号にかけて連載された手塚治虫による漫画作品。
手塚作品としては珍しくテレビ版が原作であり、本作品はコミカライズという位置づけであるが、内容はテレビ版とは別物のオリジナル作品である。

内容

ガス状宇宙生命体サンダーと珪素生命体デカンダーとの戦いを描いた物語であり、デカンダーによって有機物でも無機物でも等しく石化する。
(正確には炭素生物から珪素生物に変わるということだが、当のデカンダー本人が「われと同じ石に変われ!!」と言っているので石化と表現する)

画像・動画



サンダーとデカンダーはどちらもガス状の生き物であり、その本体は隕石で宇宙からやってきた。
サンダーは岐阜県の山中に、デカンダーは横浜のミッションスクールの地下にあった。
デカンダーはミッションスクールの校長率いる異端の組織:オミクロンによって匿われていた。


サンダーに身体を貸す命光一(左)とデカンダーに乗り移られた高瀬まゆみ(右)
お互いの意識の無い中で、二人は戦いあう運命にあった。



デカンダーが乗り移って戦った後は元々の物は石のようになる。
サル、クモなどの生物だけではなくタイヤのような無機物もそれは例外ではない


岐阜山中から発掘され大学館ビル(元ネタはおそらく小学館)の礎石(土台石)に
手塚の顔と他に文字が浮き出たことで、手塚はこの石がサンダーの言っていた
『バイブル』であると確信する。その文字を書き写してコンピューターに解析させると……




『デカンダーは地球の生物全てを滅ぼす
デカンダーは地球の生き物を全て石に変える その訳は珪素の為だ
……デカンダーは珪素を含んでいる
珪素が地球の生き物に混じると石に変わるのだ……
……サンダーは炭素を含んでいる
炭素は地球の生物に害をしない
……であるからサンダーが地球の生物の
身体に入っても害は無いのである
しかしデカンダーが地球に留まれば地球の全ての
生物にとってそれは破滅を』(本文を読みやすいように変換)
……あまりにも恐ろしい文章である



デカンダーは地球の生物全てを自分と同じ珪素生物に変われと口にする




オミクロンの協力もありついにデカンダーは本格的な活動を開始する。
手始めに旅客機を襲い、中にいる乗員乗客全てを石化させた


手塚が(サンダーとデカンダーの戦いで壊れた商店街を破壊したという容疑で)
捕まっていた警視庁に旅客機が墜落。大量の石化した人間が転がってくる






デカンダーによって街のあらゆるものが石と化してしまう


デパートに入ろうとしていた男は何故か無事だった。
彼の話を聞いて手塚はこれがデカンダーの仕業だと気づく


東京はデカンダーによって化石の町と化していた。
このニュースで挙げられた4区の当時の人口を合計すると約77万人。
おそらくそれ以上の人数がデカンダーによって石化させられたと思われる


手塚がコンピューターにかけた『バイブル』の全文。(を簡単にまとめたもの)
それによってデカンダーの弱点も明らかになった。
ちなみにデカンダーのガスはエアカーテンにもはね飛ばされるようだ。
(これがデパートに入ろうとしていた男が無事だった理由)


『バイブル』の文面通り、太陽光によってはね飛ばされたデカンダー。
最後に残されたのは、珪素生物に変化した高瀬まゆみであった……


珪素生物になった高瀬まゆみは長い時間をかけて少しづつ動いていた。
「みなさんのまわりにも……こういった生きた石が――
珪素生物が見られるのではないだろうか?」という語りでこの物語は終わる


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