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イクイノックス

最終更新：2023年12月23日 20:56

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無双の閃光。

ヒーロー列伝 No.94

概要

イクイノックスとは22世代の活躍馬である。

経歴

競走成績

10戦8勝(8-2-0-0)
獲得賞金：22億1544万6100円
2022-23'GI 天皇賞(秋)
2022'GI 有馬記念
2023'GI ドバイシーマクラシック
2023'GI 宝塚記念
2023'GI ジャパンカップ
2021'GII 東京スポーツ杯2歳S
2022'GI 皐月賞 2着、2022'GI 日本ダービー 2着

受賞歴

2022・23年　年度代表馬
2022年　最優秀3歳牡馬
2023年　最優秀4歳以上牡馬

その他

連対率100%
GI 6連勝

デビューまで

血統背景

　2019年3月23日、父はJRA顕彰馬キタサンブラック、母は2015年にGIIIマーメイドSを勝利したシャトーブランシュの血統の基に生まれる。
半兄は後の2021年にGIIIラジオNIKKEI賞を勝利するヴァイスメテオール(父：キングカメハメハ)である。
　キタサンブラックはこの世代が初年度産駒である。キタサンブラックはGI7勝という戦績にも関わらず、
父：ブラックタイド(マイナー種牡馬)、非ノーザン、菊花賞・春天連覇・芝3200mのイメージが強い
ことから、3年目には生産頭数55頭にまで落ち込んでいた。

　キタサンブラック産駒の初年度産駒はイクイノックスを含めて84頭、エピファネイアは138頭、ドゥラメンテは203頭、初年度産駒が同じ年となるドレフォンは129頭と、あまり多くないことがわかる。
これがイクイノックスらの活躍によって大きく変化することとなる。

木村厩舎

　イクイノックスは美浦の木村哲也厩舎のもとで過ごすとなる。木村厩舎では2018年にマイルCSを勝利したステルヴィオなどを管理しており、実績は十分な厩舎であった。
　しかし、とある事件のこともありクラブ会員からはあまり評価もよくなかった。
　なお、デビューを迎える直前にとある事件(前述)の実刑判決が出たため木村氏はJRAから調教停止となり一時的に岩戸厩舎に入厩することとなった。

競走成績

2歳

衝撃の新馬戦、伝説の新馬戦

　2021年8月25日土曜日、迎えたデビュー戦、新潟競馬場芝1800m。
イクイノックスの背中にはC.ルメール騎手が騎乗する。牧場からの評価は高かったが
キタサンブラックの初年度産駒、虚弱体質というともあってか当日は単勝オッズは4.6倍、2番人気だった。
　で、肝心の結果はどうだったのかというと、

着順	馬名	着差	上がり3F
1着	イクイノックス		34.5
2着	メンアットワーク	6馬身	35.0
3着	サークルオブライフ	1馬身	35.5
4着	サトノヘリオス	2馬身	35.8

とこのように圧勝であった。なおレース映像を見てもらえばわかると思うがノーステッキ&馬なりである。
Q.ただ単純にメンバーが弱かっただけでは？
A.3着　サークルオブライフ　21'GI阪神JF　21'GIIIアルテミスS
4着　サトノヘリオス　22'GIIスプリングS 3着 22'GIIIラジオNIKKEI賞 3着
6着　ウィルソンテソーロ　23'GIチャンピオンズC 2着　JpnIII3連勝
~~まあ確かにイクイノックスにとっては弱いのであろう~~
このデビュー戦は衝撃を与え、後に伝説の新馬戦の1つとなる。