京常急行電鉃株式会社 Keijo Kyuko Corporation
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種類
| 株式会社
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市場情報
| 東証一部 90XX
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略称
| 京常、京常電車、京常電鉄
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本社所在地
| 277-XXXX 千葉県柏市末広町9番1号柏シティビルディング東館F33~F35
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設立
| 1992年(平成4年)10月20日,※1
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電話番号
| 04-71XX-XXXX
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業種
| 陸運業
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事業案内
| 旅客鉄道事業 他
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代表者
| 戸村和利(代表取締役社長)
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決算期
| 3月31日
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主要株主
| 京常ホールディングス㈱,80%
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主要子会社
| 京常車輛製造㈱,100% ㈱京常百貨店,100% 等
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特記事項
| ※1:2009年11月15日に、旧京常急行電鉄株式会社(現:京常ホールディングス株式会社)の会社分割に伴い事業を承継し、商号を京常急行電鉄準備会社株式会社から京常急行電鉄株式会社に変更
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京常急行電鉄株式会社(けいじょうきゅうこうでんてつ、英文社名:Keijo Kyuko Corporation/略称:K.K.C(ケー・ケー・シー))は東京都東部から茨城県中央部、神奈川県中央部、成田空港方面に路線を展開して鉄軌道事業などを行う日本の会社である。略称は京常(けいじょう)。
かつては英語略称として、K.K.K (Keijo Kyuko Kabushikigaisha) を使用2005年まで使用していたが、「クー・クラックス・クラン」を連想させる可能性があるので、KabushikigaisyaをCorporationに変更。略称もK.K.KからK.K.Cに変更した。
「京常」の名称は、東京の京と、常陸(茨城)の常を組み合わせたものに由来する。利用客の多くは、京常急行電鉄の事を「京常電車」と呼ぶ。
概要
京常急行電鉄は、東京都東部から神奈川県中央部、茨城県中央部、成田空港方面に路線を展開
また、東京急行電鉄や西武鉄道と同じように企業の多角化が大手他社よりも早く行われ、また自社の不動産が大きな利益を上げている。他社に比べ土地の買収が早く西武沿線だけでなく、東武沿線、千葉房総や日光地方にまで及んでいる。また、軽井沢や伊豆半島、三浦半島などのリゾート開発にも積極的である。
コーポレートスローガンは「街と共に」
グループ再編
京常グループを参照
年表
葛飾電気軌道時代
- 1898年10月1日:葛飾電気軌道創立
- 1899年5月3日:江戸川橋梁が竣工
- 1900年11月26日:初の営業路線となる京常本線の小岩 - 柏間開業
- 1911年2月5日:田中線(現:柏線)を運営していた田中電鉄を買収(当時は柏 - 田中駅間のみの営業)
- 1913年4月21日:本線(現:京常線)の曲金(現:京常高砂) - 小岩間廃止
- 1913年6月13日:本線(現:京常線)の曲金 - 業平橋(現:南押上)間開業
- 1919年12月29日:本線(現:京常線)の柏 - 布施(現・あけぼの山)間開業
京常急行電鉄時代
- 1920年10月4日:社名を京常急行電鉄に変更
- 1923年9月6日:柏網線と九十九里線を運営していた総州急行電鉄を買収(現在は分社化され、買収前の状況)
- 1924年1月2日:本線(現:京常線)のあけぼの山 - 土浦間開業
- 1928年10月1日:相模急行電鉄と対等合併。存続会社は京常急行電鉄 (現在は分社かされ、買収前の状況)
- 1929年4月2日:本線(現:京常線)の曲金(現:京常高砂) - 神田間開業
- 1931年2月7日:本線(現:京常線)の土浦 - 百里間開業
- 1939年5月6日:田中線(現:柏線)の田中 - 新運河(現:市立高校駅)間開業
- 1940年9月21日:本線の百里 - 水戸間開業
- 1942年12月21日:流山線を運行していた、江戸川電鉄を買収
- 1943年3月15日:関宿線を運行していた、下総電気軌道を買収
- 1943年5月1日:現在の筑波山線を運営していた筑波電鉄を買収
- 1943年6月1日:現在の横浜線を運営していた神奈川県営軽便軌道を買収
- 1943年10月1日:現在の野田線・船橋線を運営していた総武鉄道を買収
- 1943年10月3日:現在の成田線(成田 - 中央佐倉)と富里線(現:成田空港線)(中央佐倉 - 富里市)を運営していた、総武成田電鉄を買収
- 1945年3月25日:京常学園設立
- 1950年4月6日:本線の新日本橋 - 神田間廃止
- 1951年2月4日:利根重工を買収、京常製作所(現:京常車輛製造)となる。
- 1951年9月1日:東京証券取引所市場第一部に上場
- 1953年12月15日:京槻線(現:池袋線)の大塚 - 岩槻間開業
- 1965年11月11日:本線の新日本橋 - 品川駅間開業
- 1971年12月14日:死傷者1997人を出した京常電車松戸事件が発生
- 1973年4月24日:国鉄線内(特に常磐線)での暴動が京常線、野田線、大宮線、池袋線、柏線、船橋線へも飛び火。土浦駅への放火をきっかけに、京常線、横浜線、筑波山線、野田線、池袋線、柏線、船橋線が全線にわたって運休。乗客の暴徒化、19の駅で放火が発生(京常電車暴動事件参照)
- 1976年4月1日:列車の冷房率が100%となる
- 1976年4月4日:流山線、関宿線が廃止
- 1976年5月6日:池袋線の京常池袋 - 大塚間開業。
- 1978年10月1日:有料急行を特急と統一
- 1981年10月1日:白紙ダイヤを行う、最高速度100km/h運転開始。京常線、横浜線、新宿線にて、10両編成運転開始
- 1983年4月15日:京常電車労働組合によるストライキが発生。終日運行となる
- 1985年12月25日:松戸市駅のトイレでタバコが原因の大規模火災が発生。
- 1986年4月1日:全駅禁煙へ。駅ホームに設置してある喫煙所を撤去。主要駅に喫煙室を順次設置。
- 1994年10月1日:京常運行管理システム(通称:KOAS(コアス):Keijo Operational Automation System)導入
- 1995年1月16日:KOASの大規模システムトラブルが原因の信号トラブルが発生。京常線や横浜線など京常急行電鉄が運行する路線と、KOASと運行システムが連動していた、羽田空港線が、半日にわたって運休となった。同日に国土交通省から業務改善命令が下る。
- 1996年4月27日:成田線の西船橋 - 勝田台 - 中央佐倉間開業。西船橋 - 勝田台間の設備保有は東葉高速鉄道。運行は京常急行電鉄。同時に、地下鉄霞ヶ関線との直通運行を開始
- 1996年4月28日:富里線の富里市 - 空港第二ビル間開業。同時に富里線を成田空港線に改称
- 2004年10月1日:京常グループ再編に伴い、京常急行電鉄(旧)は京常ホールディングス。京常急行電鉄の業務は再編に伴い創立された、京常急行電鉄(新)に承継させる手法でおこなわれた
- 2005年10月1日:柏線を除く全路線でダイヤ改正を行う。最高速度125km/h運転開始
- 2009年11月20日:KOASの不具合が相次いだため、京常総合運行管理システム(通称:KITTC(ケイトック):Keijo Total Traffic Control System)を導入。駅サインシステム、制服等も一新
- 2010年4月3日:第二次グループ再編計画に伴い柏網線を総州急行電鉄に、新宿線・三鷹線・八王子線を相模急行電鉄を分社化予定。尚、新会社設立時発行の株式の半数以上は、京常ホールディングスが占める。
路線
乗り入れ路線
- 京常線→東京メトロ半蔵門線経由東急田園都市線:押上 - 渋谷 - 中央林間
- 横浜線→京常羽田鉄道羽田空港線:大井町 - 羽田空港
- 横浜線→三浦高速線:横浜 - 三浦市
- 成田線→東京メトロ霞ヶ関線経由相模急行八王子線:門前仲町 - 方南町 - 武蔵村山市
廃止路線
未成路線
- 湾岸線:北砂町駅 - 若洲 - 城南島 - 羽田空港 - 横浜市 - 金沢八景(構想中)
- 郡山線:戸頭 - 郡山(計画中止)
- 佐原線:戸頭 - 佐原 - 成田(計画中止)
- 府中線:横浜 - 府中(計画中止)
事業中区間
- 京常曳舟 - 松戸市間高架化事業および京常錦糸町 - 新橋間改良工事
踏み切り減らす目的の工事。また、軌道改良によるスピードアップを目指すもの。2011年1月完成予定
- 品川駅改良工事
横浜方面・東京八重洲方面からの折り返し列車増発に備えた路線改良工事。2010年11月完成予定
- 柏駅拡張工事
ホームの拡幅、京常線のホームを4本から5本に増やす。駅構内の改良工事。駅舎建て替え及び北口ビル建設(詳しくは「柏駅」を参照)。2012年完成予定
- 成田空港駅改良工事
特急列車増発に伴う改良工事
- 羽田空港国際線ターミナル駅設置工事
羽田空港の国際線ターミナル建設に関連する工事。
- 銀座 - 八丁堀連絡線設置工事
横浜・品川方面と成田線の直通列車の東京八重洲でのスイッチバックを解消させるための工事。2010年12月完成予定
最終更新:2010年10月12日 23:05