GoogleAppsScriptコーディング
本項は書きたての記事です。正確な情報は公式サイト、公式ドキュメント、記載の参照サイトでご確認ください。
コーディングひな形
// プログラム名
// 作成日、作成者
// 管理リポジトリ
//
function FUNCTIONNAME() {
let ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
let sh = ss.getActiveSheet();
let ss_url = ss.getUrl();
const lastRow = ss.getLastRow();
const lastCol = ss.getLastColumn();
}
その前に
変数定義には「var、let、const」の一種の型のようなものがある。
違いよく理解して適宜使い分けることをお奨めする。
|
const |
let |
var |
| 再宣言 |
× |
× |
○ |
| 再代入 |
× |
○ |
○ |
| スコープ |
ブロック |
ブロック |
関数 |
| ホイスティング |
エラー |
エラー |
undefined |
ホイスティングとは変数や関数の定義をコードが実行される前にメモリに配置する挙動。「宣言の巻き上げ」とも言わる。
ブロックスコープは、ブロック({~})外でも値参照ができるのがvar、出来ないのがconst, letとなる。
再代入は、変数に入れた値を上書きすること。
オブジェクトや配列など再代入しない場合はconst、プリミティブ型を再代入したい場合はletを使う。varは基本使わない方向をすすめる。
説明
ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
スプレッドシート(Excelで言うブック)を呼び出してインスタンス化している。これは必ず必要になってくるもの。
ssはスプレッドシート(SpreadSheet)の頭文字略記だが、一番単純なのでこれを使っているが自身の環境、コーディングルールに従って書けばよい。
ss.getActiveSheet();ss_url = ss.getUrl();
アクティブシートと、そのURLを変数に格納して使い回しできるようにしている。
Excelをずっとやってきている人からするとURLと聞いて「?」となると思うが、SpreadSheetはオンライン・アプリなので必ず固有URL(URI)が発行されるため。
変数名は任意で良い。
const lastRow = ss.getLastRow(); ss.getLastColumn();
最終行、最終列を取得している。
constなのは関数内で変更することは無いため。(変更が出てくる場合はlet, varで良い)
参考
最終更新:2022年08月15日 10:19