シャア・アズナブル

シャア・アズナブル
【キャラクター】

機動戦士ガンダム・Zガンダム・逆襲のシャアに登場する、アムロのライバル。
個人的な見解では、ガンダムシリーズ中最高の主人公・アムロと並び、最高の敵役

本名はキャスバル・レム・ダイクン。
初登場時はザビ家への復讐のために動いていたが、戦争の中で"ニュータイプによる人類の革新"という新たなる目的を見出すこととなる。
一年戦争中、アムロと何回か交戦し、初めはアムロを圧倒していたものの、徐々に成長するアムロに脅かされていった。
しかし自身もまた戦いの中でニュータイプ能力を開花させ、ア・バオア・クーの最終決戦ではジオングを駆り、アムロのガンダムと死闘を繰り広げた。

グリプス戦役では"クワトロ・バジーナ"と素性を隠してエゥーゴに参加。
カミーユやアムロと共闘するも、その戦いの中で地球連邦政府の腐敗を目の当たりにし、失望する。
その後第2次ネオジオン抗争で、ネオジオン総帥シャア・アズナブルとして地球連邦政府に宣戦を布告した。
小惑星5thルナ、そしてアクシズを落として地球を核の冬にしようという前代未聞の悪事(シャアはそれを"誰かがやらねばならんのだ"と語っていた)を行なおうとするが、アムロやブライトらの率いるロンド・ベルに、結局は阻止されることとなる。
そして彼自身は、アムロとともにアクシズを押し戻す不思議な光の中に消え、行方不明となった。


愚直なまでに人の可能性を信じたアムロとは対照的に、自らの手を血に染めてまで人類を次のステップに進ませようとした男。
互いの譲れない信念から、結局2人は相容れずに戦う道を選んだ。
しかしアムロの項目でも述べたが、ケッケにはこの2人がどちらかと言えば私怨で戦っているだけのようにも思えた。
地球の破壊・その阻止という建前はあるものの、両者の中にはララァの死から始まった深い因縁が根付いており、その決着を付ける為に戦っているのだと。
もっとも、それが2人の確執を最高のストーリーに仕立て上げている最も重要な要素だと思うのだけれども。

"赤い彗星"の呼び名でも有名。
搭乗機体には赤いカラーリングを施し、通じる人には"赤い3倍の人"で通じる。
3倍というのは、シャア専用の機体が通常機体の3倍のスペックを持っているのではなく、シャアの操縦技術によって機体の性能が通常の3倍まで引き出されているのだと思われる。
それにしても、赤い機体なんて戦闘中目立ってしょうがないと思うんだけど…。
「俺はここにいるぞ、討てるモンなら討ってみろ」という自信の表われだったんだろうか?

なお、ロリコン説(提唱者:ギュネイ・ガス)もあるが真相は定かではない。
この人の項目だけやたら長文だが、それくらいシャアが好きなんだからしょうがないんだ。

"ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!
そのララァを殺したお前に言えたことか!!"
最終更新:2008年10月19日 14:46