フリーザ

フリーザ
【キャラクター】

ドラゴンボールに登場する敵キャラで、ケッケ的ジャンプ3大悪役の筆頭。
強い。とにかく強い。
劇的なパワーアップを繰り返し、あのべジータすら大きく超えた悟空。
その悟空ですらまるで歯が立たないというとんでもない強さを誇る、存在感だけで見れば間違いなくドラゴンボールのトップを行く悪役である。
この後も人造人間達、セル、魔人ブウという敵キャラが登場するが、少なくともケッケにとって、「最凶」の敵はフリーザ以外にありえない。

初登場時から絶対的な強さを誇り、その強さゆえ常に余裕を持っていた。
が、だんだん化けの皮がはがれ、その本性が明らかになっていく。知らなければ良かったと思うほどの恐ろしい本性が。
フリーザ最終形態を目の当たりにした時の、ピッコロ達の絶望感は筆舌に尽くしがたいものがあろう。
けれども、クリリンの死によって悟空が超サイヤ人に目覚めたところから、余裕がなくなっていくわけです。
そこでようやく、100%の力を見せるフリーザ。
超サイヤ人になった悟空とほぼ互角の戦いを繰り広げるものの、フルパワーの状態は長く続かず、次第にパワーが落ちていく。
そんなフリーザに悟空は見切りをつけようとするが、プライドの高さから、そして「自分こそが宇宙一だ」という絶対の自信から、フリーザは自分の負けを認めようとしない…。

その先にある結末が、これまた最高。
瀕死のフリーザがプライドも何もかもかなぐり捨て、悟空に「助けてくれ」と頼む。
悟空はフリーザに自分の気を分け与えてフリーザの命を助けたが、フリーザはそれを利用し、悟空に後ろから襲い掛かった。怒りをあらわにし、悟空は懇親の一撃をフリーザへと放つ…。

最後の最後まで外道を貫いたこの悪役は、漫画界でも屈指の悪役と言えよう。
それだけに、トランクスにあっさりと殺されたあのフリーザはいただけない。あれはなかったものと思いたい…。



"約束でしたよね、地獄以上の恐怖をみせてあげるって・・・・・・"
最終更新:2009年03月25日 23:11