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狂依存 63 sage 2011/01/12(水) 01:27:48 ID:HSLetNK2
「はあ……」
今日から新学期が始まり、学校帰りに思わず溜め息をつく。
今朝も麻由お姉ちゃんは機嫌が悪いままだった。
昨日は夕飯の後、部屋に篭って顔を合わすこともなかったし。
どうすれば機嫌を直してくれるんだろう?
まさか、本当に子供なんか作る訳にいかないし……
「どうしよう……」
でもただ止めろ、止めろと言うだけじゃ駄目だよな。
考えてみればずっとそれしかしていない。
麻由お姉ちゃんがああなっちゃったのは、僕のせいなんだし……
「僕が子供の頃に、麻由お姉ちゃんにつきまっとたりしなければ……」
だから、あそこまで怒っちゃったんだし……
それが、麻由お姉ちゃんに取り返しがつかない程の心の傷を負わせてしまったんだよね。
本当にどうすれば……
「そうだ……」
麻由お姉ちゃんに何か
プレゼントをあげよう。
もう何年も誕生日プレゼントもあげてなかったし、今までの事のお詫びや、家事とかやってくれてるお礼に。
そうだよな。
こんなにお世話になっているのだから、僕も何かお返ししてあげないと。
あまり、高い物は買えないけど……
「じゃあ、早速買いに行くか。」
とりあえず、駅前のデパートに行ってみよう。
「ううん……何が良いだろう?」
麻由お姉ちゃんが喜びそうな物……すぐには思い浮かばないな。
服とかがいいかな?
でも、女物の服って結構高いんだよな……
「何かアクセサリーとかにしようかな?」
そう思いながら何となく小物売り場へと足を運んだ。
何にしようかな……
ドンっ
「あっ……」
よそ見をしながら歩いていたら、店員さんにぶつかってしまった。
「す、すみませんっ!」
「あ、いえ。私の方こそ……あれ?」
「あっ……」
この人は確かこの前、家に来た……
「えっと……麻由ちゃんの弟さんだよね?」
「あ、はいっ。どうも……えっと……」
沙耶さんだっけ。
ここでバイトしてたのか。
「沙耶だよ。一条沙耶。」
「あ、どうも。姉がいつもお世話になってます。」
「あ、いえ……こちらこそ。今日はここでお買い物?」
「あ、はい。姉に何かプレゼントしてあげようと思って……」
「麻由ちゃんに?へえ、偉いね。でも何で?」
「え?あ、えっと……いつもお世話になってるお礼にと思って。」
考えてみれば、誕生日はとっくに過ぎてるし、クリスマスみたいな何か記念日って訳でも無いんだよな……
「ふうん……本当は彼女へのプレゼントとかなんでしょ?」
「ち、違いますよ!」
いや、間違いでもないけど。
「へへ……まあ、いいや。それで、何をプレゼントするの?」
「いえ、まだ決めていなくて。何をあげれば喜ぶのかなって、ちょっと考えてて。」
「何をあげればって、弟さんなんだから、麻由ちゃんの好きな物とか良く知ってるんじゃないの?」
「え?あ、それは……」
麻由お姉ちゃんの好きな物か。
うっ……すぐには、思い浮かばないな……
弟だってのに、姉の好きな物もすぐに思い浮かばないなんて……
「(本当、何見てたんたんだろう……)」
91 狂依存 64 sage 2011/01/12(水) 01:28:29 ID:HSLetNK2
これじゃ、僕の方こそ弟失格じゃないか。
それだけ気にもかけていなかったって事なんだよな……
本当にごめんなさい。
「うーん……あっ、これなんかどうかな?」
「え?」
「ほら。麻由ちゃん、こういうの集めるの結構好きみたいだし。」
沙耶さんが手に取ったのは、ガラスのアクセサリーだった。
そう言えば部屋に結構あった気がするな。
ガラス……
「(もしかして、あの時の事……)」
「どうかな?」
「え……ああ、良いですね。じゃあ……」
どれにするか?
「あ……」
この、ガラスの置物。
あの時の奴に良く似てるな……
「……」
どうしよう?
これをあげたら、喜ぶかな?
それとも、返って傷口を広げてしまう結果になってしまわないだろうか?
でも……
もう一度、今までのお詫びをちゃんとしたい。
だから……
「あの、これ下さい。」
「え?あ、はい。」
「…円のお返しです。ありがとうございました。」
「あの、一条さん。今日は本当にありがとうございました。」
レジに持っていって会計を済ました後、一条さんにお礼を言う。
「あ、いえ。どういたしまして。へへ、別に大したことはしてないけどね。」
「いえ、本当に助かりました。
姉さんもきっと喜んでくれると思います。」
正直、確信はないけど……
「そっか。何かあったら、いつでも来てね。」
「はい。」
「大輝君……だったよね。」
「え?あ、はい。」
「頑張ってね。」
「……はい。」
そう頷き、店を後にする。
後は麻由お姉ちゃんが喜んでくれると良いんだけど。
「ただいま……」
「おかえり。大輝。ちょっと遅かったね。」
「あ、うん……」
麻由お姉ちゃんはリビングでくつろいでいた。
今の所普通だな。
どうしよう?
いや、迷う必要なんか無いか。
「あの!麻由お姉ちゃん……」
「ん?何?」
「これ……受け取ってくれるかな?」
「え?」
意を決してプレゼントを渡す。
「どうしたの?急に……」
「あの、今まで本当にごめんなさい。後、ずっと家事とかやって面倒見てくれてありがとう。その……今までのお礼とお詫びを兼ねて、お返ししようと思って……」
「……」
「あの……受け取ってくれるかな?」
「……」
92 狂依存 65 sage 2011/01/12(水) 01:29:18 ID:HSLetNK2
麻由お姉ちゃんは突然の事で驚いたのか呆然とした表情をし、中々動かない。
「あ……嫌だったら、無理に受け取らなくてもいいよ。気に入らなかったら捨ててくれても構わないから。だから……」
「馬鹿ね……」
「え?」
「嫌な訳無いじゃない……気に入らない訳……無いじゃない……」
そう言って、俯きながら受け取り、僕の胸に顔を埋める。
「ありがとう……本当にありがとう……」
「麻由お姉ちゃん……」
「へへ……開けてもいい?」
「え?うん。」
問題はここからだ。
果たして喜んでくれるかどうか……
「これ……」
「ど、どうかな……?」
「……」
「あ、あの……やっぱり……」
「ありがとう……絶対に一生大切にするから……宝物にするから……」
「麻由お姉ちゃん……」
良かった。
こんなに喜んでくれて、本当に嬉しい。
どうして、あれ以来プレゼントをあげようとしなかったんだろう……
怖がることなんて何もなかったのに。
「えへへ……今日はご馳走を作ってあげるからね。」
「うん。ありがとう。あの……麻由お姉ちゃん。」
「ん?」
「その……今まで本当にごめんね。ずっと誕生日プレゼントもあげないで。その……これからもずっと……」
ずっと、姉弟で仲良く……
「ええ。ずっと、夫婦仲良く暮らしましょう。」
「え?」
「……んっ、んん、んふっ……!ん、んちゅっ……ん、んちゅっ…ちゅっ……」
不意に僕の顔を押さえつけ、ディープキスを始める。
「ん、んん……ん、んちゅっ……ん、れろっ……はぁっ……ふふっ……今日は人生で一番幸せな日だわ。こうやって、愛する夫からプレゼントまで貰えたんだから。」
「夫って……僕達は姉弟なんだから……」
「姉弟?誰が?」
「は?」
「もう……変な冗談言わないの。私たちは夫婦でしょ。こうやって愛し合ってるんだから……」
「い、いや……冗談って……」
何言ってるんだ?
「さ、早速昨日の続きをしましょう。昨日は途中でお預け食らったから、今日はガンガン行かせてもらうわよ。」
「え、あの……?」
がばっ
僕をソファーに押し倒し、身に着けてる衣服を淫らに脱ぐ。
「ほら、私のおま○こ、あなたからプレゼント貰った嬉しさでもうこんなにぐちょぐちょになっちゃった。ちゃんと鎮めてもらうからね。」
「ちょっと、止めて……」
「ふふ……さあ、おち○ちん元気にしてあげるからね……ん……」
麻由お姉ちゃんは肉棒を引きずり出し、パイズリを始める。
「ね、ねえ、麻由お姉ちゃん。僕はそういうつもりでプレゼントをあげた訳じゃ……」
「ん、ちゅっ……ちゅぷっ、うるさいわね。じっとしてないと噛み切るわよ……ん、んちゅっ……」
「な……!?」
今まで言ったことの無い様な脅しを口にし、一瞬言葉を失う。
「ん、んちゅっ……んふっ……ちゅぱっ……ちゅっ、ちゅぷっ……」
「ちょっと、どうしたの?もしかして、怒ってるの?」
「ん、んふっ……んん……」
僕の問いを無視して、ひたすらパイズリを続ける・
「あのプレゼントが気に入らなかったら、捨てるなり返すなり、好きにしてくれて良いから、だから……いたっ!」
僕が尚も渋ると麻由お姉ちゃんは竿の部分を軽く歯を立てて噛んだ。
「いちいち、うるさいわね……私がしたいんだから、私を押し倒して犯す気がないなら黙ってじっとしてなさい。でないと今度はもっと痛くするからね。」
「ま、麻由お姉ちゃん……」
93 狂依存 66 sage 2011/01/12(水) 01:30:10 ID:HSLetNK2
こんなに乱暴な麻由お姉ちゃんは初めてだ。
今までも強引に迫ってきた事はあったけど、僕が強く拒否すれば黙って引き下がっていたのに……
「ん……ちゅっ、ちゅっ……ちゅるっ……ん、んふ、ちゅっ……」
麻由お姉ちゃんは噛んだ部分を優しくキスをし、痛みを和らげようとしている。
柔らかい乳肉と竿の部分が唇に触れる時の心地よい感触で、肉棒はどんどん膨張していく。
「ん、んちゅっ……んん……そろそろ、入れるわよ……」
「ま、まって……」
「んっ……んっ、ああああっっ!はぁっ……あんっ!はっ!あんっ……!」
僕の制止など全く聞かず、膣の中にち○ぽを入れ、腰を振り中で締め付ける。
「ああんっ!いいわっ……あんっ!はっ、あっ……はっ!あんっ、はふっ……」
麻由お姉ちゃんは腰をいつも以上にガンガン押し当て、淫らに悶え狂う。
その様子を見るだけで興奮してきてしまう。
でも……
「麻由お姉ちゃん、そろそろ……」
「あんっ!いいわよ、いつ出しても……はっ、ああんっ!中に……私の子宮に思い切りぶちまけて、孕ませてぇ……」
「だ、だめだよ!早く抜いて!」
「無駄口叩いてる暇があったら、さっさと腰を突き上げなさい。はんっ……!あっ、やっ……あんっ!」
「お願いだから、止め……んっ……!」
僕が起き上がって止めようとすると、麻由お姉ちゃんが顔を抑えてキスをしながら、再び押し倒してきた。
「うふっ……ん、んちゅっ……ん、んんっ……ん、むふっ……ん、んちゅっ……ちゅっ、れろっ……」
口の中を舌で思いっきり貪り尽し、激しく吸い付く。
そのキスがもたらす快楽で、肉棒は更に膨張してしまった。
「ん、んんっ…んふっ……ちゅっ…はぁっ……」
「……麻由お姉ちゃん、お願いだから早く……」
もうイキそうだ……
「じゃあ、このままあと1時間耐えて御覧なさい。そしたら抜いてあげるわ。」
「ちょっと!無茶言わないで……」
「ほらっ……お姉ちゃんのおっぱいでちゅよ……あんっ……」
麻由お姉ちゃんは僕の手をおっぱいに押し当て、無理矢理揉ませる。
豊満な胸の感触と膣壁の柔らかい感触でどんどん絶頂に追い込まれていく。
「あんっ……はっ!本当に私を孕ませるのが嫌なら何時間だって、耐えられる筈よね……ほらっ……」
更に肉棒をぎゅっと締め付け、腰を激しく揺すってくる。
膣壁が擦れ合う感触と麻由お姉ちゃんの淫らな動きで、肉棒は早くも爆発寸前に陥った。
「あんっ!はあっ……あっ!あんっ……どんどん大きくなって……あっ、はっ、あああっっ!!」
「麻由お姉ちゃん、もう……」
「さあ……早く出してぇ……お姉ちゃんのおま○こにいっぱいぶちまけてえ……あんっ、はっ……」
絶対に出しちゃ駄目だ……
でももう……
「あんっ!はあっ……あっ!あっ、ああんっ!イクっ……もう……あっ!はっ、イクぅ……!あっ、ああっ!」
「早く、どい……」
「あっ!はっ……あっ、ああああああぁぁぁぁっっっ!!!」
どぴゅっ!どぴゅるるるるっっっ!!!
1時間も我慢できるはずも無く、麻由お姉ちゃんの膣に思いっきり吐き出す。
麻由お姉ちゃんは射精している間も肉棒をがっちりと締め付け、一滴も残さず受け止めようとする。
「はあああんっ……あなたの子種が子宮にいっぱい……ふふ……これで元気な赤ちゃんを産めるかもね……」
「ちょっと、麻由お姉ちゃん!今日は本当にどうしたの?怒っているのなら素直に言ってくれ!」
「ええ、怒ってるわよ。昨日はお預け食らって私のアソコも疼いて、疼いて仕方なかったんだから。だから、まだまだ終わらせないわよ。」
「あ、あの……プレゼントは……」
「あれはとっても嬉しかったわよ。当然じゃない。でも私のおま○この疼きはあなたのち○ぽじゃないと鎮めることは出来ないのよ……」
「麻由お姉ちゃん……」
プレゼントをあげれば、機嫌も直って昔みたいな姉弟に戻れるかと少しは期待してたんだけど……
やっぱり駄目だったか……
「くすくす……残念でした……私の気持ちは何をしても変わらないって言ったでしょ。さあ、早く二回戦を始めるわよ。」
悪戯っぽく微笑みながら、繋がったまま腰をふりふりと動かし、また締め付け始める。
「ねえ、麻由お姉ちゃんは僕をどうしたいの?何を望んでるの?こんな関係が本当に幸せだと思ってるの?」
「幸せに決まってるじゃない。愛する人の望む事を叶える事は女としての一番の喜びなのよ。ん……んん…だから、早く続きをしましょう……」
「いい加減にしろよ……」
「……何?」
94 狂依存 67 sage 2011/01/12(水) 01:30:49 ID:HSLetNK2
「いつも、いつも何かある度に体ばかり……嫌だって言っても全然聞きもしないで強引に迫ってきて……何様のつもりなんだ!俺はあんたの玩具じゃないんだぞ!」
もう我慢の限界だ。
こんなに好き勝手されていつまでも黙ってられない。
「何が俺の望む事を叶えるだよ!いつも人の意志なんか無視して自分勝手にやってばかりじゃないか!人を性欲処理の道具か何かしか見ていないのかよ!」
「大輝……」
「最近は嫌だって言っているのに子供、子供って……本当にそんなものが出来たら大変な事になるってわからないはずがないだろ?一体何がしたいんだよ!?俺を困らせてそんなに楽しいのか!?馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
今まで溜まっていた不満を一気に吐き出す様に怒鳴り散らす。
こんなに怒鳴ったの生まれて初めてかもしれない。
「もうどいてくれ……しばらく一人になりたいから、部屋に入ってこないで。夕飯もいらないから。」
起き上がって麻由お姉ちゃんを強引に突き飛ばし、立ち上がる。
しばらく一人になって、頭を冷やそう……
ガシッ
「?」
「大輝……」
部屋に行こうとすると麻由お姉ちゃんが俯きながら僕の腕を掴んだ。
「な、何?」
「言いたい事はそれだけ?」
何事もなかったかの様な平然とした顔をして、そう呟く。
「……え?」
「そう……じゃあ、続きをしましょうか……」
ガバッ!
「ちょっ……」
そのまま強引に押し倒し、再び僕に跨る。
「ちょっと、止め……ん……!」
両手で強引に肩を押さえつけ、また口付けをする。
「んん……ん、んふっ……ん、むちゅっ……ん、むふっ……ちゅっ、れろっ……んじゅっ、ちゅるっ、んちゅっ……」
何とか引き離さそうとするけど、それ以上に麻由お姉ちゃんの力が強くて離すことが出来ない。
すっかり忘れていた。
そういえば麻由お姉ちゃん、並みの男子よりも握力とか強かったんだっけ……
「(でも、女子に力づくで押さえ込まれるなんて……)」
男としてはかなり屈辱的だぞ……
「ん、んちゅっ……むふぅっ……ん、んくっ……はぁっ……さあ、早く勃起させなさい……ほら。」
股間に僕の肉棒を押し当てて、擦りつけ始める。
柔らかい太股と膣肉に刺激されて、再び膨張してきてしまった。
「ん、んんっ……口では強がったけど体は嘘をつけないみたいね……ほら、もっと気持ち良くしてあげるから……」
「ちょっと、止めろって言ってるだろ。どうして……」
「今まで散々私とのセックスを楽しんでいたくせに、何が嫌よ。さっきだって私の中でいっぱい出しちゃって……本当は私としたくて仕方ないんでしょ?」
「そ、それは……」
「ねえ……私の事好き?」
「え?」
麻由お姉ちゃんが顔を目の前に近づけ、ふいに尋ねる。
もちろん姉弟としてではなく、女として好きかと聞いてるのだろう。
「えと……それは……」
「好きなんでしょう、私の事。私もあなたの事好きよ。だったら何も遠慮する事ないじゃない……ん、ちゅっ……」
答えあぐねていると、顔をあちこちキスし始め、挑発してくる。
「麻由お姉ちゃん、あの……」
「今、目の前にいるこの女をどうしたいのかしら?……んっ、ちゅ……正直に言いなさい……」
僕は麻由お姉ちゃんの事……
「好きなのよ。私の事をこの世で一番愛しているの。それがあなたの本当の気持ちなのよ。」
勝手に決め付けないでくれ。
そう言いたいんだけど、何故か口に出せない。
「(やっぱり、麻由お姉ちゃんの事……)」
「あらあら……こんなに顔を赤くしてドキドキしちゃって……ふふ、可愛い……そんなに好きなのね。嬉しいわ。」
「ち、ちが……」
「ん、んくっ……んふっ……」
否定しようとすると、またキスして口を塞ぐ。
今度はさっきと違って優しく丁寧にしてくる。
「ん、んふっ……ん、んちゅっ……さあ……早く続きをしましょう……私の事好きにしていいんだからね……」
頬を少し赤らめながら色っぽい瞳でじっと僕を見つめて、誘ってくる。
95 狂依存 68 sage 2011/01/12(水) 01:31:30 ID:HSLetNK2
どうしよう?
僕もまた興奮してきちゃったし、このまま……
「……」
いや。
もうこれ以上、麻由お姉ちゃんの好きにはさせない。
このまま、流されたらどう考えても二人の為にはならないのは明らかじゃないか。
その為には僕の方がしっかりしないと……
「麻由お姉ちゃん。今までのことは本当に謝るよ。ごめんね。でも、もうこれ以上この関係を続ける気は無いん……んっ……!」
そう言いかけた時、麻由お姉ちゃんが急に頭を強く押さえつけて来た。
ちょっ……この態勢は……
「ん……!ちょっと、やめ……」
「あら……女の子に押さえつけられちゃうなんて、か弱い子なのね。でも大丈夫。お姉ちゃんが一生守ってあげるから。」
手で頭をグリグリとソファーに押し付けながら、小馬鹿にした様な事を口にする。
いくら麻由お姉ちゃんでもこんな扱いは酷すぎる。
「痛いよ!いい加減に……」
「ふふ……言っとくけど、私以上の女はこの世にいないわよ。あなたをここまで愛して尽くしてくれる女は他にいないわ。」
「だから、私と愛し合う事が一番の幸せなの。あなたの幸せを願って言ってるのよ。大輝を一番幸せにしてあげられるのは私以外にいないんだから……」
頭を押さえつけながら、耳たぶをしゃぶり、囁く。
「そんなの勝手に決めつけないでくれ!そんな事は僕が決めることなんだから!」
あまりの身勝手な言い分に堪らず声を張り上げる。
どうしてこんな横暴な態度を……
思い起こせば最近は、僕が麻由お姉ちゃんを拒否するような態度を取ったら、それを押し切るように強引に迫ってきていた。
時には脅すような口調で威嚇したり……
「とにかく、今日はもう終わりにしよう。これからの事は二人でゆっくり話し合えば良いじゃないか。」
「そう……」
押さえつけていた手を放し、ようやく僕から離れる。
良かった……
とりあえず納得してくれたか。
「あの……さっきは怒鳴ったりしてごめんね。でも、やっぱり良くないと思うから……」
麻由お姉ちゃんは黙って、僕のプレゼントを持ちこの場から立ち去る。
やっぱりちょっと言い過ぎたかな……
麻由お姉ちゃんは、麻由お姉ちゃんなりに僕の事を想ってくれてやってたんだろうけど……
「後でもう一度謝らないとな……」
そう思い僕も自室に戻る。
「まだ意地を張るんだ。」
「え?」
部屋に入ろうとした瞬間、背後から麻由お姉ちゃんの声が聞こえた。
かちゃっ。
「え?」
あ、あれ?手に何か……?
がばっ!
突然押し倒され、後ろ手に何かかけられる。
これって……手錠!?
「ちょっと!いきなり何を!?」
「私もちょっと甘やかせ過ぎちゃったみたいね……」
「え?」
「これから、たっぷりとわからせてあげるわ。私があなたにとって一番の女だと、私と一緒にいる事が一番の幸せだという事をね……」
僕を仰向けにし、再び跨って僕をみつめる。
「ねえ……このプレゼント駅前のデパートで買ったんでしょ?」
「え?う、うん……」
急に何を……
「包装でわかったわ。沙耶があそこでバイトしてるのよね。あの近所に住んでいるから。あの子に会った?」
「うん……」
一体何が言いたいんだ?
「あの子の事どう思う?」
「は?」
「可愛いでしょ、あの子。大学でも人気あるのよね。ミスコンにも出ないかって誘われたくらいだし。明るくて裏表の無い良い子だから私も好きよ。」
「それが、どうしたの……?」
96 狂依存 69 sage 2011/01/12(水) 01:32:18 ID:HSLetNK2
「あの子とセックスしたいって思った?」
「……はあ?」
唐突に変な質問をされ、一瞬言葉を失う。
「あの子に欲情したかって聞いてるのよ。どうなの……?」
「ちょっと!いきなり、何言ってるの?」
「さっさと答えなさいって言ってるでしょ!」
「……!!」
麻由お姉ちゃんは今まで見たことも無いような形相で怒鳴る。
こんなに怖い麻由お姉ちゃんは初めて見たかも……
「そんな事思うわけ無いだろ!何変な事聞いてんだよ!?」
いくらなんでもほとんど話をした事もないような女性にそんな感情を抱くわけが無い。
「そう……あんなに可愛い子を見てもそういう感情を抱かないのに姉であるはずの私には欲情しちゃうんだ……」
「そ、それは……」
「じゃあ今まで私以外の女性を好きになった事があった?」
「え?えっと……」
麻由お姉ちゃん以外の人を好きになった事……
あったか?
「ないわよね。ずっと私の事が一番好きだったんでしょ。」
どうだったろう……
子供の頃は間違いなく本気で好きだった。
他の女子なんて目にもくれなかった。
「(というか相手にされてなかった気も……)」
小学の頃は重度のシスコンだったのは知られていたから結構気持ち悪がれていた。
今思い起こすと本当に恥ずかしい……
中学の時も特に好きな子はいなかったし、今は男子校に通ってるから異性の出会いも何もない。
仲の良い女子もいなかったし、彼女が欲しいと思ったことも無かった。
「うん……一番好きなのは確かだよ。でもそれは……」
「女性として好きなのよね。そうなんでしょ?」
「ち、ちが……」
違うと言えるのか?
今だってこんなに見つめらてドキドキしてるし……
「ねえ……自分の気持ちに正直になりましょう……私の事を好きな様に犯してくれて良いのよ……それがあなたの一番望んでいる事なんだから……」
「麻由お姉ちゃん……」
胸を露にし、体を密着させ顔をあちこち舐めまわしながら囁く。
抱きたい……
麻由お姉ちゃんの全てが欲しい……
「さあ、早く……理性なんか吹っ飛ばして獣みたいに私を食い尽くしてえ……ちゅっ……ん……」
麻由お姉ちゃん……
「これからは私としたくなったら一切我慢なんかしないで、いつでも犯すって約束してくれたら手錠を外してあげるわ……だから、早くう……ちゅっ……」
「う……く……」
ここまで言ってくれてるんだ。
変な意地張らないでもう好きな様にしても良いんじゃないか?
麻由お姉ちゃんもそれを望んでるみたいだし……
「そうよ……私も望んでいるの。だから、早く正直になって楽になって……」
「麻由お姉ちゃん……」
僕の顔を抑え、キスしようとしてくる。
…
……
「……ごめん。」
「……!!」
唇が触れる寸前に顔を逸らし、拒否する。
やっぱり駄目だ。
このまま欲望に流されたらどう考えても良い結果にならない。
もうこんな関係は終わりにしないと。
「本当にごめんね。麻由お姉ちゃんがそこまで僕の事を想ってくれてるのは本当に嬉しいよ。だけど僕達は姉弟なんだから、それは大切にしたいんだ。」
「……姉弟だから……」
「うん……麻由お姉ちゃんの為を思って言ってるんだよ。このままじゃ二人とも不幸になっちゃう。麻由お姉ちゃんにそんな思いをさせたくないんだよ。」
「そう……」
97 狂依存 70 sage 2011/01/12(水) 01:33:14 ID:HSLetNK2
本当にごめん。
ここまで想ってくれてるなら、全てを捨てでも麻由お姉ちゃんと結ばれる道を選ぶべきなのかもしれない。
でも、どうしてもその覚悟が出来ないんだ。
意気地が無い弟で本当にごめん。
「わかったわ……」
「麻由お姉ちゃん……」
やっとわかってくれたかな……
「だったら、姉弟の縁を切りましょう。これならいいわね。」
「……な!?」
「だって姉弟だから、私の事愛せないんでしょう。だったら、姉弟の縁を切って赤の他人になれば良いわ。私の事はこれからは姉と思わないでただの女だと思って。」
「ふざけるのもいい加減にしろよ!」
「本気よ。ふざけてこんな事言うわけないでしょ。私の事はもう姉だと思わないで。性欲処理の便器だとでも思ってくれてもいいわ。」
「どうして、わかってくれないの……?こんなのどう考えてもおかしいでしょう。」
「何がおかしいのよ……」
「ん、んふっ……!ん、んん……ん、んちゅっ……ん、むふっ……、ん、んちゅっ、んふっ、ん、んんっ……ん、むちゅっ……!」
僕の顔を押さえつけ、強引に唇を奪う。
これでもかというくらい強引に舌に吸い付き、しゃぶり尽くす。
「(ちょっ!苦しい……)」
「ん、んん……ん、んっ……ふ……はぁっ……ん、んちゅっ、ん……」
キスを止めるとすぐにズボンを脱がして肉棒を露にし、しゃぶりだす。
「むっ……じゅるっ……ん、ちゅる、じゅっ、じゅるっ、ちゅっ、んちゅっ……ちゅるっ、ん、んちゅっ……」
「ちょっと、止め……」
拒否しても姉の口の中の粘液や舌使いがもたらす快楽には抵抗できず瞬く間に勃起してしまう。
「ん、じゅるっ、ん、んちゅっ……じゅるっ。ちゅっ……さあ……入れるわよ……」
「ま、待って……」
「……ん。ん、んあああぁぁぁっっ!!はっ、あんっ……はっ、ああんっ!!」
十分に勃起した肉棒を膣穴に当て、一気に腰を落とし挿入する。
そして、きつく締め付けこれでもかというくらい腰を激しく揺り動かし乱れ狂う。
「はあっ…!あっ、やんっ……いいわっ……あんっ!はっ……はふっ!あっ、あああっっ!!」
「ねえ……お願いだから、もう……」
「何が姉弟よ……」
「姉弟なんてただのオスとメスじゃない。私たちはこうして愛し合える……子供だって作れる……!」
麻由お姉ちゃん……
「子供の頃は本当にごめんね……だからこれからそのお詫びに何でもしてあげる……ご飯もお風呂も着替えも何もかも……」
そう呟いた麻由お姉ちゃんの目は完全に狂気に染まってるかの様だった。
「麻由お姉ちゃん……お願いだから目を覚まして……」
「嫌よ……あなたと愛し合えない世界になんか絶対に戻らない……これが夢だというなら永遠に覚めなくて良い……!」
そう言いながら腰を動かすスピードを更に速め、一気に絶頂に達しようとする。
もう、どうしたら良いのかわからない。
病院にでも連れてった方が良いのだろうか……
「はんっ!あっ……あんっ!はっ……あっ、ああっ!はんっ……そろそろイっちゃう……!あんっ……」
98 狂依存 71 sage 2011/01/12(水) 01:33:45 ID:HSLetNK2
思い悩みながらも麻由お姉ちゃんの膣の中で締め付けられ、激しい振動に刺激された肉棒は早くも射精寸前に追い込まれていた。
「麻由お姉ちゃん……どいて……」
「あんっ!いいわよっ……早く中に出してぇ……お姉ちゃんの子宮に思いっきりぶちまけてえっ……!」
力なく拒否しても最早聞く耳などもたず、ひたすら腰を動かし達しようとする。
もう、イキそうだ……
「はんっ……!もう、イクっ……あっ!イっちゃう……はっ、あんっ……やあっ!はんっ、あっ、ああああぁぁぁぁぁっっっ!!」
びゅっ!びゅくるるるるっっっ!!どぴゅっっ!!
遂に耐えられなくなり、一気に子宮に叩き込む。
こんなに中に出したら本当にまずいんじゃ……
「はあああぁぁぁっ……あんっ……こんなに出しちゃって……ふふ、ちゃんと姉弟でも愛し合えるじゃない……姉だろうが何だろうが関係ないわ。所詮男と女なんだから……」
「麻由お姉ちゃん……」
どうすれば良いんだろう……
これからの事を考えるともう目の前が真っ暗な気分になる。
「さあ……まだまだやるわよ……お姉ちゃんの愛をたっぷりと味あわせてあげるから……」
「あ、あの麻由お姉ちゃん……もう……」
「駄目よ。今日はこのまま私が満足させるまでやらせてもらうわよ。どれだけあなたの事を愛しているかわからせる為にね……」
「はんっ……あっ、ああっっ!!あんっ……!」
再び腰を動かし、肉棒を締め付け膨張させる。
もう、抵抗する気力もなくそのまま麻由お姉ちゃんのされるがままに夜遅くまで続いた。
「あんっ……はっ、ああん……!」
「う……!」
「ふふっ……もう終わりかしら……?」
あれから何時間経っただろう。
既に何度も私の中で出した大輝は完全に放心状態で虚ろな目をしてる。
流石にもう精液もほとんど出なくなってしまった。
「今日はこのぐらいにしておいてあげるわ……でもわかったでしょう。私たちがどれだけ愛し合ってるか。」
そう言うと少し悲しそうな目で私を見つめる。
可哀想に……
まだわかってないみたいね。
あなたの為を思ってやっているのに……
手錠を外し、ぐったりとした大輝をベッドに寝かせる。
お腹も空いたしちょっと遅くなっちゃたけど夕飯の仕度をしないと
今日はこの子がプレゼントをくれたお礼に豪華な食事を作ってあげるからね。
精の尽く料理をたっぷりと作って食べさせてあげるわ。
「したくなったら、またいつでも下に降りてきてね……」
頬にキスして台所に降り、夕飯の準備に取り掛かった。
今日はここで引いてあげるけど……
明日からもたっぷりとお姉ちゃんの愛を味あわせてあげるから。
だから覚悟しておいてね。
最終更新:2011年01月24日 22:31