「上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/わたしのヒーロー/Part08」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/わたしのヒーロー/Part08 - (2011/05/15 (日) 10:19:52) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*わたしのヒーロー 3 8.ヒーローは立ち上がる #asciiart(){{{ 眠ってしまった…このバカ黒子!いや、自分を責めている場合ではない。 お姉さまは「いままでありがとう」といっていた…そして、この場から消えた。悪い予感しかしない。 こんな時、あの上条当麻ならお姉さまを元気な「御坂美琴ちゃん」に戻してくれるのかもしれない。 わたくしにその力がないことが悔やまれる。そうだ、あの男をさがしに行こう! 悔しいけれど、今お姉さまにはあなたのような人の力が必要だと告げる為に。 寮を飛び出し、心当たりのある場所を探して走り回った。すると、例の公園の近くで警報音が鳴り響いた。 もしや…お姉さま?自販機に蹴りを入れるほど元気になったのかしら?現場に急行すると、なんとお姉さまと上条当麻がいた。 遠くから双眼鏡で様子をみていると、険しかったお姉さまの表情が徐々にやわらかくなっていくのがわかった。 悔しいけれど、さすがですわね、上条当麻。何やらしゃべっているけど、会話の内容は聞き取れない。 しかし、これ以上接近するとお姉さまのレーダーにひっかかってしまうので近寄ることができない。 あるタイミングで二人の顔が真っ赤になった。 こ…これは、まさかまさか!自分が介入しなくても、二人が進展してしまうのかと思った矢先。 何が起こったのか、またお姉さまが暗い表情になり、その場から目にも止まらぬスピードでいなくなった… あの類人猿め!お姉さまを悲しませおって!きーっ! 黒子「ちょっとそこの殿方!あなたお姉さまに何をしましたの?ことと次第によっては、あなたに死んでもらうことになるやもしれませんわね。」 当麻「お前は…誰だ?お姉さまって御坂のことだよな?…俺は、アイツを傷つけたんだ…まだこの間会ったばかりでそんな親しいわけじゃないのに、なぜだかアイツの悲しむ顔みたら俺までむしょうに悲しくなった。なんてことしちまったんだ。クソッ!」 黒子「…お姉さまとこの間会ったばかりって…あなたまさか記憶を失って?」 当麻「………………。」 当麻「気づかれちまったか仕方がない……俺は御坂に、お前と俺は別に親しいわけじゃないと言ったんだ…その瞬間、アイツは顔を真っ青にして飛び出していっちまった…親しくないといったことに対して、アイツが傷を受けたのならば、記憶を失う前の俺とアイツは深い仲だったのかもしれないな。記憶喪失のことは御坂には言わないでくれ。俺が記憶喪失だってわかったらさらにアイツは傷つくかもしれない…」 黒子「なんてこと…わかりました…この際です、ハッキリと申し上げましょう。記憶を失う前のあなたとお姉さまは恋仲とまではいきませんでしたが、お姉さまはあなたを心のよりどころとしておりました。本人は否定しておられますが、8月15日前での最大の関心ごとはあなたでしたの。食事の時、就寝前とことあるごとに、あなたのことをお話しになられますので、わたくしとしては不本意なのですが、お姉さまはあなたに特別な感情を抱いておられる。と確信していました。」 当麻「…そうだったのか。でも、アイツが気にしていたのは、記憶を失う前の俺だからな。俺はアイツのことを何もしらないし、俺はアイツの知ってる俺じゃない…恋愛感情ってことについては、今の俺はアイツに何もしてやれない。」 当麻「…待て!8月15日まではといったな?それからアイツの関心ごとは何に移ったんだ?」 黒子「それはわたくしにも皆目検討がつきませんの…お姉さまは何でも一人でかかえこんでしまいますから。わたくしが至らないばかりに、お姉さまの支えになれませんで。うっ、うう…」 当麻「泣くなよ…(黒子の頭をなでてやる)お前のせいじゃない。しかし、いったい何があったっていうんだ…俺は8月15日に御坂にあった。その時は、元気で明るいヤツだなと正直にそう思ったんだ。それが、今は見る影もないくらいの落胆ぶりだ。何がアイツをそうさせちまったのか…これは絶対に放っておけない!俺は…アイツの笑顔を取り戻したい…!!!おい!今からアイツを探すぞ!」 黒子「(記憶を失って、ほぼ見ず知らずの人間に対してそこまで思える強さ、優しさ……どうしてお姉さまがあなたをお認めになられたのか、わかったような気がしますわ…)そうですわね。泣いてなんかいられませんわ。お姉さまを探しましょう!」 二人は駆け出した。 }}} #back(hr,left,text=Back)
---- #navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/わたしのヒーロー) 8.ヒーローは立ち上がる 眠ってしまった…このバカ黒子!いや、自分を責めている場合ではない。 お姉さまは「いままでありがとう」といっていた…そして、この場から消えた。悪い予感しかしない。 こんな時、あの上条当麻ならお姉さまを元気な「御坂美琴ちゃん」に戻してくれるのかもしれない。 わたくしにその力がないことが悔やまれる。そうだ、あの男をさがしに行こう! 悔しいけれど、今お姉さまにはあなたのような人の力が必要だと告げる為に。 寮を飛び出し、心当たりのある場所を探して走り回った。すると、例の公園の近くで警報音が鳴り響いた。 もしや…お姉さま?自販機に蹴りを入れるほど元気になったのかしら?現場に急行すると、なんとお姉さまと上条当麻がいた。 遠くから双眼鏡で様子をみていると、険しかったお姉さまの表情が徐々にやわらかくなっていくのがわかった。 悔しいけれど、さすがですわね、上条当麻。何やらしゃべっているけど、会話の内容は聞き取れない。 しかし、これ以上接近するとお姉さまのレーダーにひっかかってしまうので近寄ることができない。 あるタイミングで二人の顔が真っ赤になった。 こ…これは、まさかまさか!自分が介入しなくても、二人が進展してしまうのかと思った矢先。 何が起こったのか、またお姉さまが暗い表情になり、その場から目にも止まらぬスピードでいなくなった… あの類人猿め!お姉さまを悲しませおって!きーっ! 黒子「ちょっとそこの殿方!あなたお姉さまに何をしましたの?ことと次第によっては、あなたに死んでもらうことになるやもしれませんわね。」 当麻「お前は…誰だ?お姉さまって御坂のことだよな?…俺は、アイツを傷つけたんだ…まだこの間会ったばかりでそんな親しいわけじゃないのに、なぜだかアイツの悲しむ顔みたら俺までむしょうに悲しくなった。なんてことしちまったんだ。クソッ!」 黒子「…お姉さまとこの間会ったばかりって…あなたまさか記憶を失って?」 当麻「………………。」 当麻「気づかれちまったか仕方がない……俺は御坂に、お前と俺は別に親しいわけじゃないと言ったんだ…その瞬間、アイツは顔を真っ青にして飛び出していっちまった…親しくないといったことに対して、アイツが傷を受けたのならば、記憶を失う前の俺とアイツは深い仲だったのかもしれないな。記憶喪失のことは御坂には言わないでくれ。俺が記憶喪失だってわかったらさらにアイツは傷つくかもしれない…」 黒子「なんてこと…わかりました…この際です、ハッキリと申し上げましょう。記憶を失う前のあなたとお姉さまは恋仲とまではいきませんでしたが、お姉さまはあなたを心のよりどころとしておりました。本人は否定しておられますが、8月15日前での最大の関心ごとはあなたでしたの。食事の時、就寝前とことあるごとに、あなたのことをお話しになられますので、わたくしとしては不本意なのですが、お姉さまはあなたに特別な感情を抱いておられる。と確信していました。」 当麻「…そうだったのか。でも、アイツが気にしていたのは、記憶を失う前の俺だからな。俺はアイツのことを何もしらないし、俺はアイツの知ってる俺じゃない…恋愛感情ってことについては、今の俺はアイツに何もしてやれない。」 当麻「…待て!8月15日まではといったな?それからアイツの関心ごとは何に移ったんだ?」 黒子「それはわたくしにも皆目検討がつきませんの…お姉さまは何でも一人でかかえこんでしまいますから。わたくしが至らないばかりに、お姉さまの支えになれませんで。うっ、うう…」 当麻「泣くなよ…(黒子の頭をなでてやる)お前のせいじゃない。しかし、いったい何があったっていうんだ…俺は8月15日に御坂にあった。その時は、元気で明るいヤツだなと正直にそう思ったんだ。それが、今は見る影もないくらいの落胆ぶりだ。何がアイツをそうさせちまったのか…これは絶対に放っておけない!俺は…アイツの笑顔を取り戻したい…!!!おい!今からアイツを探すぞ!」 黒子「(記憶を失って、ほぼ見ず知らずの人間に対してそこまで思える強さ、優しさ……どうしてお姉さまがあなたをお認めになられたのか、わかったような気がしますわ…)そうですわね。泣いてなんかいられませんわ。お姉さまを探しましょう!」 二人は駆け出した。 ---- #navi(上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/わたしのヒーロー)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー