小ネタ いちゃいちゃしようぜ!~ホワイトデー~
・退院した帰り道
*今回の入院は検査が多かったのでしばらく上条と美琴はしばらく会えてなかったって設定です。
PM1:00 商店街して
上条「今日はホワイトデーか…やばいな入院してて美琴にお返しの準備ができてない…」
上条「驚かすために美琴には明日退院って言ってあるけどどうするかなー。」
上条「やっぱお返しはクッキーとかか?」
上条「いやダメだ…今からだと間に合わない…市販の物になっちまう…」
上条「バレンタインの3倍返しってよくいうけど……一体どうすりゃいいんだー!!」
浜面「よう上条!何叫んでんだ?」
上条「ん?浜面か、いやバレンタインのお返しをどうしようかと…」
浜面「まだ悩んでんのか?遅すぎるだろ。俺なんかほらこれ。」
上条「……これは…まさか?」
浜面「そう指輪だよ、指輪!もちろん滝壺にな。俺は急ぐからもう行くわ、じゃーな!」ダダダ…
上条「おうまたな。…指輪か、それいいな!見に行ってみるか。」
→PM2:00 宝石店前にて
上条「…想像を絶する高さだった…入院で金がなくなったしとても買えねぇ…」
半蔵「あれ?上条じゃん。」
上条「今度は半蔵か…ってそのどでかい花束はなんなんだ!郭ちゃんにでもプレゼントすんのか?」
半蔵「ばか!なんで郭だよ。愛穂さんに渡すに決まってるだろ!」
上条「お前まだ黄泉川先生のこと諦めてなかったのかよ!つーかバレンタインにチョコもらったのか!?」
半蔵「もらってねぇ…もらってねぇけどよ、でも別にいいだろ!?ってあれは愛穂さん!?愛穂さーん!!」ダダダ…
上条「あ、おい!…花束か、よし俺もそうするか!!」
→PM5:00 花屋へ到着
上条「……ここも閉まってる…7軒も回ったのに…不幸だ……ん?」
番外「やっほう!今日は珍しくお姉さまと一緒じゃないんだね。というかこんなとこでどうしたの?」
上条「いや…ちょっとな…バレンタインのお返しで悩んでて。」
番外「今更?ミサカはもうもらったよ。ほら。」
上条「これは…ゲコ太のストラップ?てか誰にもらったんだ?」
番外「一方通行。」
上条「はぁ!?なんであいつが!?それ以前にお前あいつにチョコあげたのか!?」
番外「打ち止めとチョコ作り勝負してた成り行きでね。」
上条「(一方通行には負けてられねぇ!そうだゲコ太だ!)ありがとな番外固体!」ダダダ…
番外「え?ありがとって言われてもミサカは何もしてないんだけどなぁ…」
→PM7:45 ショップへ到着
上条「…なぜゲコ太関連の商品だけほとんど完売してるんでせうか?…ん?」
美琴「当麻!?なんでここに?退院は明日じゃなかったの!?」
上条「み、美琴!?その、いろいろあってだな…ってその大量のゲコ太はどうしたんだよ…」
美琴「ああこれね。今ゲコ太フェアやってて高額のゲコ太は半額になるからつい買っちゃった♪」
上条「(だから安物しか残ってないのか…やばい手詰まりだ…)」
美琴「当麻?どうかしたの?」
上条「い、いやなんでもない!そ、そうだ1回うちに来いよ!」
美琴「え、あ、うん!」
→PM8:30 上条の寮へ到着
上条「(ついその場のノリで連れてきてしまった……)」
上条「(残された道は謝るしかないか…でも美琴ガッカリしないかな…)」
上条「(いや、もうそれしか残されてないんだ、覚悟を決めろ俺!)あ、あのさ…」
美琴「ん?なーに当麻?」
上条「その…ホワイトデーなんだけどさ、入院してたせいで何も用意できてなくて…」
上条「ごめん!だからこの上条さんを煮るなり焼くなり好きにしてくださいー!!」ドゲザッ
美琴「!!?……じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」ギュッ
上条「え」
美琴「しばらく会えなかった分当麻を堪能させてもらおうじゃない。///」スリスリ
上条「ちょ、ちょっと美琴…(ほおずりはヤバい!それに胸があたってる!り、理性が崩壊する!)」
美琴「もちろん今日は泊まっていくわよ!一緒にお風呂に入って、一緒にベッドで寝るからね♪」
上条「!!?いやそういうつもりで言ったわけじゃないぞ!」
美琴「あ…私ほしいものがあるんだけどなぁ~…///」
上条「な、なんだ?なんでも言ってみろ!指輪か!?花束か!?それともゲコ太か!?」
美琴「その…当麻との…赤ちゃんがほしい…//////」マッカッカ
上条「……(もう…ダメだ…美琴が可愛すぎる。このままでは理性がもたん…)」プシュー
- fin -