「つっちーご愁傷様…。」
「白雪さんはどれくらいの力を持ってますの?」
「んー確かLV3あるかないかぐらいやったと思うけど?」
「うそおっしゃい!!あれほどの吹雪をどうやってLV3が使えますの!?」
㊟実際レベル4くらいの吹雪が出ていた。吹雪を起こす能力者はそこまで多くないのでおそらくこの時の白雪は 凍結系能力者最高位 になっている。
「うちはそういうふうにしか聞いてないんや!!」
「っていた!!なんか雪がひょうになってますわよ!?」
「しかもどんどんおおきくなってる!!このままいくと氷の剣でも出せるんとちゃう!?」
「まさか…、ありえますわね、それ…。」
「このままいくとうちらも巻き添え食らうで!!」
「そんなバカな、今400メートルぐらい離れてますのよっと!?」
いきなりでかい氷が降ってきた…。
「シャレになりませんな…。」
「ですわね…。」
二人は顔を合わせて…、
「「逃げろおおおおおおおおおおお!!」」
月夜の吹雪から必死で逃げまとう土御門、青ピ、黒子の様子を安全圏から観察している結標と海原。
「全くはた迷惑なカップルね」
「元はといえば貴女が原因じゃないですか。ショタコンは都合の悪いことは全て忘れる人種なんですおぶっ!」
「うるさい黙れ。次はあんたの鼻へし折るわよ。……ってこっちにまで氷が! 海原、何とかしなさいよ!」
「分かってますよ!(本当に自分勝手な人種ですね、ショタコンは)」
月夜の能力の余波が自分達の方まで来たことで喧嘩していた二人はすぐさま協力体制を取る。
本当なら結標に皮肉の一つや二つ言いたかった海原だが、殴られたくないので黙ってトラティスカルパンテクウトリの槍で月夜の氷を分解する。
結標は海原に指摘されたようにこの件に関しては自分に非があることを認めると、めんどくさそうではあるが行動に出た。
結標は海原に指摘されたようにこの件に関しては自分に非があることを認めると、めんどくさそうではあるが行動に出た。
「土御門みたいなやつでも私たち『グループ』のリーダーだから死なれるのは困るのよね。まあ上手くいくかは分からないけど」
「何か策でもあるんですか! あるなら早くして下さい! だんだん氷の量が増えてきて捌き切れなくなりそうなんですから!」
「はいはい、分かったわよ」
結標はそう言うと、『座標移動』で土御門を月夜の前に、しかも正確に二人の唇が重なるように転移させた。
土御門にキスされたことで月夜の怒りもようやく収まり、それと同時に吹雪もキレイサッパリ収まるのだった。
遠目から見ても分かるくらい真っ赤にしている土御門と月夜の二人を見ながら海原が結標に尋ねる。
「よくあんな手で止まるなんて思いましたね。あれで更に彼女が暴走するとは思わなかったんですか?」
「思ったわよ。でもあの二人もバカップルなんだから止まる可能性のが高いとは思ってたけど」
「はぁ、そうゆうものですか……はっ、忘れるところでした! 御坂さんと上条当麻の二人の監視を続けなければ! あわよくば上条当麻抹殺の方向で!」
「はぁ、そうゆうものですか……はっ、忘れるところでした! 御坂さんと上条当麻の二人の監視を続けなければ! あわよくば上条当麻抹殺の方向で!」
またしても暴走しそうな海原を呆れ顔で見ながら、結標はある人物にメールを送った後で海原に死刑宣告をする。
「ねえ海原。もしも今日のあんたの行動、嘘偽りなくある女にメールで報告したらどうなると思う?」
「ちょ、ちょっと待ってください! もしかしなくても送ってますよね! しかも送った相手は……」
「ちょ、ちょっと待ってください! もしかしなくても送ってますよね! しかも送った相手は……」
「私だ。全くしょうがないなエツァリお兄ちゃん」
海原の後ろには殺気全開で仁王立ちしているショチトルの姿があった。
同時刻、映画館付近。
「また土御門のやつ、白雪さん怒らせたな。」「…結標が言ってたとけど怒るとすごいのねあの人。」
「私でも超面倒です。寒さは超防げませんから。」「…その格好じゃあな。」
「浜面、超殺してもいいですか超良いですね浜面超殺す!!」「きぬはた、ここで人殺しはまずい。」
「くぅー!!ありがとうよ滝壺!!」感謝する浜面。
だが、
「こんなやつでも殺したら絹旗の経歴に傷がつく。」「うぉい!!暗部組織にいる時点で経歴真っ暗だろ!!」
「さわがしィ野郎だなァ。おッ、収まったぞォ。土御門のかき氷でもできたかァ?」
しかし直後。
吹雪が収まったすぐ近くのビルの屋上で爆発が起こった。
原因はショチトル。
どういう状況かというと……、
「いつまでも女のことでいじいじしてるんじゃない…。」
「ショ…ショチトル…?」
ショチトルは魔術バリバリ使える位までに回復していた。
「ってなんで僕のトラウィスカルパンテクウトリの槍をショチトルが持ってるんですか!?」
簡単なことだ。結標が協力しただけである。
「さて、貴様のその根性たたきなおしてくれるわ!!」
「ええ!!これが最近流行の…不幸だあああああああああああああ!!」
「今の爆発何?」「さあ、なんか怒りがこもっている一撃のような気がする…。」
「(今の…海原かァ?なんかが違う気がすンだけどよォ…。)」「ねえねえ、映画見ないなら遊園地再開しよってミサカはミサカは誘ってみる。」
「分かった分かったァ。」「それじゃあしゅっぱーつ!!ってミサカはミサカは張り切ってみたり!!」
「じゃあ私達も♪」「だな♪」
「私達超どうします?」「はまづら、あのどちらかのカップルを付けてみたい。」「確かに気になるよな~」ニヤリ
浜面たちはとりあえず上琴をつけることにした。
「じゃあ私たちはどうしよっか? やっぱり御坂さん達を追いかける?」
「そうですねー、私としては二手に分かれ……あっ、ちょっと待ってて下さい」
「そうですねー、私としては二手に分かれ……あっ、ちょっと待ってて下さい」
初春と佐天も行動を起こそうとしたその時、初春の携帯が鳴ったことで中断してしまった。
メールの相手は美鈴で、いつの間に自分のアドレスを知ったのかという疑問が湧いたが、今はメールの内容を確認することが先決なので後回しにした。
初春はメールの内容を確認すると、申し訳なさそうに佐天に告げる。
メールの相手は美鈴で、いつの間に自分のアドレスを知ったのかという疑問が湧いたが、今はメールの内容を確認することが先決なので後回しにした。
初春はメールの内容を確認すると、申し訳なさそうに佐天に告げる。
「すみません佐天さん。私、御坂さんのお母さんに呼び出されて明日のパーティーの打ち合わせに行かないといけなくなりました」
「まあそのパーティーの元々の切っ掛けが初春だから仕方ないんじゃない? こっちは大丈夫だからあんたは明日のパーティーの為に頑張りなさい!」
「まあそのパーティーの元々の切っ掛けが初春だから仕方ないんじゃない? こっちは大丈夫だからあんたは明日のパーティーの為に頑張りなさい!」
佐天に送り出されて初春が美鈴の所へ向かうと思われたが、初春は何も言わずに取り出したボイスレコーダーを佐天に渡す。
「……初春、これは?」
「ボイスレコーダーですよ、ボイスレコーダー。これで御坂さん達の馴れ初めとか日常をさり気なく盗ちょ……愛のメモリーとして刻んで下さい」
「いやいやいや! 愛のメモリーの前に盗聴って言おうとしてたよね! ダメだって! ジャッジメントがあだだだだだっ!!!」
普段は悪事とか一切しない(当たり前だけど)初春に盗聴を要求されたので慌てて断ろうとする佐天。
しかしそんなことは許さないとばかりに初春は佐天の肩に手を置いて、握り潰す勢いで締め上げた。
「やだなー佐天さん、盗聴じゃないですよー。愛のメモリーを形として残したいだけですよ? 断ったらスカートめくりする度に顔面に膝入れますから♪」
「そ、そうだよねー。愛のメモリーを残すだけだから盗聴じゃないよねー。ま、任せといて(不幸だーーーーーっ!)」
「良かった。やっぱり持つべきものは頼れる親友ですね。じゃあ私はこれで。あ、後ろの方達は佐天さん達のフォローをお願いします」
初めて見せる初春の一面に、佐天はなす術も無く初春のお願いを聞くことにした。
なお、初春の恋愛方面の幸せ成就における脅威の行動力が学園中に知れ渡るのはまだ先の話である。
去り際にアイテム一行にも協力を要請したが、異を唱えたのは絹旗だった。
「なんで私達がジャッジメントの、しかも超面倒臭そうなことに協力しなくちゃいけないんですか? そんなの超お断りです」
「きぬはた、わたしはやってもいいよ。あの二人、なんだか参考になりそう」
「滝壺が賛成なら俺も賛成だ。絹旗、一人だけ駄々こねるなんてお前は本当にガキだブボッ!!!」
「しょうがないですね、滝壺さんが賛成なら私も超賛成です」
滝壺がやりたいということで絹旗も初春のお願いを聞き入れることにした、何故か浜面をブン殴って。
初春は協力者達に頭を下げた後で今度こそ、美鈴と詩菜の所へと走っていった。
取り残された4名はどうやって上琴から話を聞きだすかを相談し始めた。
「俺らあんまり親しいわけじゃないしなあ…」「はまづら、諦めるの速い。」
「だから超浜面なんです。えーっと超佐天さんでしたよね。レールガンとは超お知り合いなんですか?」
「ええ、まあ…レベル0ですけど。」
「それなら心配いらねえよ。上条だってレベル0だ。」
「えええっ!?御坂さんの彼氏ってレベル0なんですか!?」
「聞いたときは私たちも超驚きましたけどね。んじゃ超とりあえず聞き出すのは佐天さんに超任せて、私らは援護に超回りまわりましょう。」
「援護って何すんだ?」
すると絹旗は学園都市最強を指さす。
「あいつが超妨害しないように超見張るんです。」
「ほっといても大丈夫だろ?まあいいか。んじゃその方向で」
「わっかりましたー♪えーっとこのボタンで録音開始ね…フムフム……」
そのころ4人の5メートルほど先を行く上琴&一打はというと……