とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part15

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匿名ユーザー

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眠れる森の美女とかそんな感じ


あれから 100ねんが たちました。
イバラに つつまれた おしろは、いまだ ねむりから さめてはいません。
そんな あるひの ことです。おしろに ちかづく ひとりの おうじさまが おりました。

王子 「はぁ…はぁ……ふ、不幸だ……俺は何回追いかけられなきゃならないんだよ……」

おうじさまは いままで シンデレラやら しらゆきひめやら、
かずかずの じょせいから おいかけられて きたのです。じごうじとくじゃ ボケ。

王子 「ちょっと…休憩……」

そういって おうじさまは、ちかくにあった おおきな イバラに よりかかろうと てを のばします。
しかし そのみぎてが ふれた しゅんかん、よりかかろうとしてた イバラは あとかたもなく きえ、
バランスを くずした おうじさまは そのまま ころんで しまいました。

王子 「いってー! 何だこれ!? 右手が反応したって事は、異能の力でできた植物なのか!?」

そうです。おうじさまの みぎてには イマジn…… まぁ この せつめいは いいか。みんな しってるし。
そして 13ばんめの まほうつかいの まじゅつで つくられた イバラは、おうじさまの みぎてで きえてしまうのです。
おうじさまは イバラを けしながら おくへと すすんでみました。
すると りっぱな おしろを みつけます。おうじさまは おしろの とびらの まえにたつと、

王子 「ごめんくださ~い! 宅急便で~す! 印鑑かサインお願いしま~す!」

と、ひとボケ かましました。ですが なかから こえは きこえてきません。
るすなのか、それとも おうじさまの ボケが そうとう つまらなかったのか、どちらでしょう。
おうじさまが とびらを おしてみると、ギギィと おとを たてて ひらきます。

王子 「……無用心だな」

そのまま おうじさまは、おしろの なかに はいっていきました。おまえも かってに はいるなよ、ひとんちなのに。
ですが おしろのなかは おかしなことに だれひとり おきているひとが いなかったのです。

王子 「…昼寝中? いやいや、そんな訳ないよな。やっぱこれも魔術なのかな」

そして おうじさまは、おひめさまが ねむる へやにも はいりました。
おひめさまの あまりの うつくしさに、おうじさまは

王子 「あれ? 何かデジャヴ? 前にもあったな、こんな事」

うつくしさに おうじさまは、おもわず キスを

王子 「やっぱアレか? 以前みたいに右手で触れれば起きるのか?」

おもわず キスを しようと…しようと……するばめん でしょうが!!!

野次馬A 「……する場面でしょうが!!!」

野次馬B 「そうですよ! また同じオチにしてどうするんですか!」

王子 「えっ!! なになに、誰!?」

それは いぜん、てんとうむしのサンバを うたっていた ふたりぐみでした。
くわしくは 「しらゆきひめふうのモノ」を さんしょう。

野次馬A 「いいですか! その右手は封印です! その人はキスしなきゃ目覚めません!! 絶対に!!!」

王子 「いや、でも、その方が早いし確実だし…」

野次馬B 「駄目ですよ! 前はそのせいで、
       ハッピーだかバッドだか、よく分からない終わり方になっちゃったんですから!
       今度こそ、きちんと終わらせてください!!」

王子 「わ、分かったよ……」

ついに おうじさまは おひめさまと キス することを こころに きめました。
おうじさまも おひめさまも おかおが まっかです。
おひめさま、ねてんじゃねーのかよ。



おうじさまは なまつばを のみこみます。おひめさまも くちびるが かすかに ふるえています。
はにしろ このふたり、おたがいに ファーストキスなのです。それはもう ドきんちょう しているのです。
「ドッドッドッドッ」と、まわりにまで ふたりの しんぞうの おとが きこえてきます。

ですが、そのときです。やっと エンディングを むかえる このどたんばで、
「ちょっと待ったー!!!」と さけぶ ものたちが あらわれました。
ねるとんとか、いまの わかいこは しらねーよ。

王子 「だ、だ、誰だよ! やっと決心がついたってのに……」

アステカ王子 「自分はアステカ王子。みs…姫の呪いは自分が解きます」

王子 「アステカ!? アステカって王政だったのか!? いや、俺も詳しくは知らんからアレだけど!」

ジャッジメント王子 「わたくしはジャッジメント王子! お姉様の唇はわたくしのモノですの!!!」

王子 「王子っつーか女だろ!!!」

変態王子 「ボクは紳士王子。ぶっちゃけ女の子やったら誰でもええで」

王子 「最っっっ低だな!! 役名と違うし!!」

削板 「俺の名前は削板軍覇だ。ここらで美味いラーメン屋があると聞いたんだが、知らないか?」

王子 「関係ない人混じってるよ! お前誰だよ!」

さぁ ひとりの おひめさまを めぐる、おうじさまたちの ちでちをあらう バトルロイヤルの かいまくです。
なんだこれ。

野次馬A 「ちょちょちょ、待ってくださいよ! 何なんですかこれ!」

ジャッジメント王子 「お止めにならないでくださいまし。
             これだけは…お姉様とのベーゼだけは誰にも譲れませんのおおおぉぉぉ!!!」

王子 「え? それでオッケーなら俺はもう帰っちゃって良い?」

??? 「男女のペアじゃなきゃ駄目だっつってんでしょ!!」

どこからともなく ツッコミが はいります。
おひめさまの ほうから きこえた きがしますが、かのじょは ねむっているはずなので きのせいでしょう。

アステカ王子 「貴方がやらないのであれば、自分がやりますよ」

そういって、アステカおうじは てを あげました。

ジャッジメント王子 「それならばわたくしが!!」

変態王子 「いやいや、ここはボクが!」

削板 「何だか分からんが俺もやるぞ!」

おうじたちは つぎつぎに てを あげはじめます。この おやくそくの ながれに、
おうじさまの げいにんだましい(?)に ひが つきました。

王子 「じゃあ俺がやるよ!」

つぎに おまえたちは 「どうぞどうぞ」 という。

王子×3+削板 「「「「どうぞどうぞ……ハッ!!」」」」

こうして、おひめさまに キスをする おうじさまが きまりました。
ほんとうに なんだったんだ、このくだり。



しきりなおしです。
おうじさまは なまつばを のみこみます。おひめさまも くちびるが かすかに ふるえています。
はにしろ このふたり、おたがいに ファーストキスなのです。それはもう ドきんちょう しているのです。
「ドッドッドッドッ」と、まわりにまで ふたりの しんぞうの おとが きこえてきます。

王子 「じゃ、じゃあ……その…い、いくぞ……?」

おうじさまの といかけに、おひめさまは てを ギュッと にぎったまま、コクンと うなづきました。
かんっぜんに うごいたけど、 だれも そのことを ツッコミません。めんどいから。

そして おうじさまは おひめさまに―――




「チュッ……」




キスをしました。










おでこに。

野次馬A 「お~~で~~こ~~!? 普通口でしょ!! おでこって…幼稚園児じゃないんですから!」

王子 「い、いやいやいや! 口はさすがにハードル高いって!!」

野次馬B 「でもそれじゃあ、お姫様は目覚めないんじゃないんですか?」

王子 「そ、そうかな……」

すると そのときです。ねむっていた おひめさまが、ゆっくりと おきあがります。
おきちゃったよ くちじゃないのに。
ですが そのちょくご、

姫 「……………ふ……ふにゃー」

ふたたび きぜつ しました。しかも ほうでんしながら。

王子 「うおーい!! 誰か何とかしろー!!」

ジャッジメント王子 「では今度こそわたくしが、お姉様にお目覚めのキッスを!!」

アステカ王子 「いやいや自分が!」

変態王子 「ほんならボクが!」

削板 「じゃあ俺が!」

野次馬A 「だったらあたしがやります!」

野次馬B 「じゃ、じゃあ私も!」

魔法使いM 「それならオレがやるぜい」

魔法使いE 「では私がやるである」

魔法使いF 「俺様がやるよ」

王 「ここは僕の出番だね?」

料理番 「私がするのでごさいますよ」

「俺が!」 「俺が!」 「私が!」 「俺が!」 「私が!」 「私が!」 「僕が!」 「ミサカが!」

王子 「そんなに言うなら俺がやるよ」

全員 「「「「「どうぞどうぞ」」」」」

こうして、ついでに まほうがとけた おしろの ひとたちと いっしょに、
おうじさまと おひめさまは しあわせに くらしたのでした。
めでたしめでたし。

姫 「ふにゃー」

王子 「何だこのオチ!」



           CAST




姫                    御坂美琴

王子                   上条当麻



王                    冥土帰し

魔法使いA                オッレレス
魔法使いB                シルビア
魔法使いC                ブリュンヒルド=エイクトベル
魔法使いD                ヴェント
魔法使いE                アックア
魔法使いF                フィアンマ
魔法使いG                マリアン=スリンゲナイヤー
魔法使いH                トール
魔法使いI                投擲の槌
魔法使いJ                ローラ=スチュアート
魔法使いK                インデックス(自動書記)
魔法使いL                神の力【ガブリエル】

魔法使いM                土御門元春

野次馬A                 佐天涙子
野次馬B                 初春飾利

アステカ王子               海原光貴(エツァリ)
ジャッジメント王子            白井黒子
変態王子                 青髪ピアス
削板                   削板軍覇

サイボーグ                黒夜海鳥
クローン                 番外個体
料理番                  オルソラ=アクィナス
人工天使                 風斬氷華(ヒューズ=カザキリ)
イノケンティウス             魔女狩りの王

誕生日パーティーでの           エリザード   リメリア   キャーリサ   ヴァリアン
エキストラのみなさん           騎士団長   ヴィース=ワインレッド  リドヴィア=ロレンツェッティ
                     ビアージオ=ブゾーニ   ワシリーサ   サーシャ=クロイツェフ   
                     レッサー   ベイローブ   ランシス   フロリス 
                     レイヴィニア=バードウェイ   マーク=スペース
                     その他 魔術サイドのみなさん

城の中の                 姫神秋沙   吹寄制理   雲川芹亜   雲川鞠亜   月詠小萌
エキストラのみなさん           黄泉川 愛穂   土御門 舞夏  木原数多   木原乱数
                     木原円周   木原病理   テレスティーナ=木原=ライフライン
                     結標淡希   砂皿緻密   心理定規   芳川桔梗   婚后光子
                     食蜂操祈   固法美偉   アケミ   むーちゃん   マコちん
                     その他 科学サイドのみなさん



イノケンティウスを
出してた人                ステイル=マグヌス

改造茶箪笥                サンドリヨン


雑用請負係「はまづら団」
団長                   浜面仕上
副団長A                 フレメア=セイヴェルン
副団長B                 打ち止め
副団長C                 フロイライン=クロイトゥーネ
平団員                  垣根帝督(カブトムシ05)
団長の嫁                 滝壺理后
団長の相棒                服部半蔵
団長の相棒の相棒             郭
副団長Aの保護者             駒場利得
副団長Bの保護者             一方通行
副団長Aの姉               フレンダ=セイヴェルン
団長の上司                絹旗最愛
団長の主人                麦野沈利

ビラ配り                 テッラ


姫役として乱入しようとした人       五和
それを止めた人              建宮斎字   牛深   香焼   諫早   野母崎   対馬
それを見て説教した人           神裂火織
仲裁に入った人              上条当麻
そこでまた好感度が上がった人       五和
そしてイライラした人           御坂美琴



企画・脚本・監督・演出・編集       アレイスター=クロウリー


制作                   上琴推進委員会









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