とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part14

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眠れる森の美女とかそんな感じ


そのご おひめさまは、なにごともなく すくすくと そだち、
(せいかくには、そのあいだに レベルアッパーじけん とか レベル6シフトじっけん とか いろいろ ありましたが)
15さいに なりました。
そんな あるひの ことです。おひめさまは おしろの なかで みなれない かいだんを みつけます。

姫 「おっかしいわね…ここには『窓のないビル』があったはずなんだけど……」

いつもなら そのなかには、しなないからだを もつ じょせいと がくえんとしとうかつりじちょうが いたことでしょう。

みなれない かいだんを のぼっていくと、ちいさな こべやが あります。
ひめは その こべやに はいって いきました。
なかにいたのは みしらぬ おばあさんです。 なにやら いとを つむぐ どうぐを カラカラと まわしています。

婆さん 「よう! 興味があるなら、触ってみるかにゃー?」

姫 「……………」

あ、いや、ていせいします。めっちゃ みおぼえが ありました。
その おばあさんは、パツキンで グラサンで アロハシャツだったのです。
しょうじき おひめさまは、「おまえのような ババアがいるか!!」と ツッコみたい ところでしたが、
このまえ(15ねんまえ)は ちを ながしてまで がんばってくれたのです。
その がんばりに けいいを ひょうして、ひめは ワナだと おもいながらも、あえて はなしに のっかります。

姫 「わ、わー! 楽シソウダナー!」

なんだか ドッキリと わかりながらも だまされる リアクションを とる げいにん みたいで、
みていて いたたまれません。
ナニモ シラナイ おひめさまは、その どうぐに てを のばしました。
そのとたん ツムが おひめさまの てを さしてしまったのです。

魔法使いM 「にゃははははー!! うまくいったぜいゴバラァ!!!」

ナント オバアサンハ 13バンメノ マホウツカイ ダッタノデス。
まほうつかいは たからかに わらうと、くちから おもいっきり ちを はきました。
もちろん まじゅつを つかった はんどうです。むり すんな。

そして まほうつかいは どこかへ きえてしまいました。
ですが ツムの どくが おひめさまの からだに まわるまえに、
12ばんめの まほうつかいが かけた まほうが はつどうします。
おひめさまは しろい ひかりに つつまれると、そのまま バタリと たおれ ねむってしまいました。

姫 「う~ん…むにゃむにゃ……ゲコ太~」

しあわせな ゆめを みているようです。

姫 「あれっ!? よく見るとゲコ太と違う! アンタは……く、黒子!!?」

いっきに あくむへと かわったようです。

まほうの ひかりは おひめさま だけでなく、おしろ ぜんたいを つつみこみました。
そのとたん、おしろの とけいは ピタリと とまり、
おいかけっこを していた サイボーグと クローンは そのばで たったまま ねむり、
おばあちゃんてき しこうかいろの りょうりばんも、りょうりの とちゅうで ねむってしまいました。
いや、それだけでは ありません。
なんと、そらを とんでいた じんこうてんしや、
りょうりを あたためていた イノケンティウスも ねむってしまったのです。
まさに、「ザ・ワールド」です。

すべてが ねむりに ついた おしろの まわりで、イバラ だけが のびて いきます。
この まほうを とかすことができるのは、100ねんごに あらわれる りっぱな おうじさま だけなのです。

いよいよ、まちにまった おうじさまが とうじょうします。

王子 「あっ、次は俺の出番か? はぁ…不幸だ……」

そして ときは うごきだす。










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