とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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福引きで変える二人の関係




とある日
あるスーパーにて


こんにちは、皆さん。
突然ですが私は神です。

え?厨二病だって?
まぁまぁ、神とは言っても人を観察してるだけなんですし・・・

ちょっ、ちょっと「通報しましたじゃないですよ!電話しまって、いや仕舞ってくださいお願いします」

ドドドドドド・・・・・・

おや、なにやら足音が聞こえる。
察するに、なかなか急いでるらしい。
今日はこの人の観察をするか。

上条「うおおおおおおおおおお」
上条「野菜、一律10円!米2kg、100円!肉100g、50円!!ぜってえ取ってやるぅぅ!!!」
私(神)「安っ!!!」
私「そんなもん食べて大丈夫なのですか?」

上条「インデックスが食ってなにも起きないことを確認してから、食うから平気だ!!」
私「それって毒味ですよね!?」
上条「大丈夫だ、アイツはブラックホールだからそのうち光さえも、飲み込むかもな」
私「インデックスさん・・・」


スーパーのレジ
店員「全150品合計で10000円になります」
上条「よっしゃぁぁぁ」
私「喜ぶのはまだ早いのでは?忘れたのですか、自分の不幸を?」
上条「oh・・・」
店員「お客様、あの・・・」
上&私「ああ、すみません。すぐどきますね」
店員「いえ、そうではなくて・・・上条様ですか?」
上条「はい、俺が上条ですけど?」
店員「あの、これ・・・!」

まさかラブレターか?上条のフラグは買い物をするだけで立つまでになってしまったのか!?

上&私「これは・・・?」
店員「これは福引券になります。すぐ裏の会場で実施中です。こちらが景品が書いてある紙になります」


特等
世界一周ペア旅行(1組2名様)

一等
マイホーム(学園都市第7学区)

二等
家電セット(エアコン・洗濯機・テレビ・掃除ロボットetc)

三等
ダブルベッド

四等
サイン(有名なあの人の)

残念賞
福引券もう100枚


上条「」ゴウカダナ
私「」ソウデスネ



スーパーの裏
上条「すみませーん、福引の会場ってここですかー?」
??「そうよ、ようこそ・・・」

「御坂美琴盛り特別福引会場へ!!」

上条「え?」
美琴「どうする?引く?」
上条「あ、ああ」
美琴「ちなみに最初に言っておくけど、景品は返品不可だからね」
上条「分かってる、絶対に返さない」
美琴「うむ、よろしい!じゃあどうぞ」

上条「ありゃ、残念賞だ」
美琴「よっしゃ(ボソッ はい100枚!」
上条「これ全部使わなきゃダメか?」
美琴「もちろんよ!はい次、次」

50枚引き終わる頃には、あと四等を残すのみとなっていた。
そして俺の手元には数千枚にも及ぶ券が山積みになっていた。

上条「なあ御坂、お前さなんで福引なんかやってるんだ?明らかにお前損してるじゃねーか。他の奴も来ないみたいだし・・・」
上条「お前何がしたいんだ?」
美琴「んー?そのうち分かるわよ」

上条「なんか要領得ない答えだな・・・って四等キターーーー!!」
美琴「本当!?」
上条「ほれ」ドヤァー

美琴「!!・・・これで全てがはっきりするわよ・・・」

上条「?これって・・・なるほどな、そういうことか・・・」
上条「ということは、ここをこうすれば・・・よし書けた」
上条「これが正解だろ?御坂」

美琴「大正解!」
美琴「正解者にはご、ご褒美をあげないとね////」
上条「ご褒美?」

上&美(*´・з・`*)チュッ♪

はらり(紙が美琴の手を離れ落ちた)

私「おやおや、拾ってあげましょうかね」
私「こ、これって婚姻届じゃないですか!?」
私「なるほど~もともとこの福引は上条さんのために用意したんですね」
私「すべての景品は二人の新婚生活のためのもので、全て引いてもらうためにあえてあんな残念賞を作ったということですか」
私「いやーなかなか策士ですね美琴さんは」

上条「美琴、これ・・・余った券はどうするんだ?」
美琴「えへへ、実は他にもあるの!!」

ドン

上条「タイトルがついてる・・・えーと”若いふたりの甘い甘い新婚生活の過ごし方の秘訣!!”」

私「」スゲエ

美琴「この中にもたくさん入ってるの。早速引いてみて♪」
上条「おう、・・・これだ!”デートをする”だってさ」
美琴「じゃあ、今から行きましょう!ねえ?」
上条「んじゃあさ、場化っ婦留レストラン行こうぜ」
美琴「いいけどなんで?あそこ遠くない?」

上条「ハハハ・・・まぁなんとなく」

コソ(後ろに携帯電話隠す)

携帯電話の画面

学園都市 海 レストラン 花火 プロポーズ の検索結果1748件 約0.00000000013秒

私「」カッケエ

美琴「まぁいいか!当麻と行けるならどこでも♬」
上条「早く行こうぜ!」
美琴「うん!」

こうして私は、二人を見送った。
ところで上条さん、美琴さん、貴方達何か忘れてませんか?
そう、貴方の家に巣食うブラックホールの存在を・・・。
ルームメイトである変態百合テレポーターを。

まぁ、今日は私がどうにかしましょう。
私からのささやかなプレゼントと思ってくれれば結構です。

さて、忙しい忙しい。今から2箇所の時を止めなければいけないのですから。
ところで、私もいつか恋愛をしたいです。
いいものですね、恋愛というものは。
本当に・・・。

            終わり!








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