波佐見・ペーパーストン

■キャラクター名:波佐見・ペーパーストン(ハサミ・ペーパーストン)
■異名:“一八八八代目”ジャック・ザ・リッパー
■ヨミ:“センハッピャクハチジュウハチダイメ”ジャック・ザ・リッパー
■性別:女性
■武器:無手

特殊能力『不竦(スクマズ)

相手を必ずジャンケンで負かす能力。
波佐見にジャンケンを挑まれた者は、必ずジャンケンに敗北する。
ジャンケンの“手”は対戦相手がその瞬間に最も自然(・・・・)だと判断した形で繰り出される。
“不戦敗”は原則として発生しない。
相手がジャンケンを知らないか、相手がジャンケンを行えない場合のみ不発となる。

設定

 23歳。スレンダーな赤茶の長髪の女性。
 レザージャケットの下にカッターシャツを着こみ、ベージュのスラックスを履くことが多い。
 “一八八七代目ジャック・ザ・リッパー”の父と“シャーロキアン探偵クラブ”会員の母の間に生まれた生粋の殺人鬼。
 一晩で数十代単位の代替わりが発生することもままあるジャック・ザ・リッパーの名を、三年間保持し続ける才媛。
 20歳の誕生日に父を殺害して一八八八代目ジャック・ザ・リッパーを襲名して以来、根無しの殺人鬼生活を送っている。
 故人の“造形”に想いを馳せるのが好き。

 射撃、ナイフ、杖術、バリツ等を高いレベルで習熟。
 殺しの手段については特に拘りを持たず、その場その場で最適と思われる手段を取る。
 最も高く信頼を置いている技術は母より受け継ぎしバリツ。


献身的な新聞社(アズ・ユー・ライク・イット)
 十九世紀末、ある魔人記者が生み出したアーティファクト。
 所有者の望む情報を掲載し続ける、極めて献身的な古新聞。
 毎日午前及び午後の四時になると紙面が更新され、新しい情報が掲載される。
 掲載条件は以下の三つ。

 一、所有者が意識的、あるいは潜在的にその情報を欲しがっていること。
 二、その情報を誰かが保有していること。
 三、情報の所有者がその情報を誰かに伝えたい・発信したいと願っていること。

 元々はシャーロキアン探偵クラブで保管されていたものだが、23年前にある会員が持ち出したことによって失われている。

最終更新:2019年11月30日 20:43