シーズン1 1年目 - きしたかの 栄冠ナインまとめサイト

オープニング

オファーを受けた高野と岸が、3年以内に甲子園大会優勝というノルマ達成を目指し岸高学園高校野球部の指導者に就任する。

4月

マネージャー臼井と顔合わせ。
高野監督「臼井て！皮肉かなぁ？」

就任1年目のため、1年生〜3年生の能力を確認。
天才肌選手(堀江)を引くが惜しくも3年生。
チームとしてのコンセプトは堀江を中心とした「小さい野球」、１対0で勝つスタイルを目指すことに。

高橋毅が知久をパシリに使うが知久は休憩が取れて上機嫌に。
高野監督「なにしてんだよ今の？」

5月

チームの目標を都大会ベスト4に定め、選手に説明。
高野監督「今年は甲子園は行けない！」
岸コーチ「それ堀江の顔見ても言えますか？」

6月

期末試験の成績が悪い知久、塚本、斎藤が落ち込む。
高野監督「バカが」

抽選会。
一回戦の対戦相手は前評判Bの神楽坂農業高校に決定。
スタメン発表。

打順	守備	氏名	学年	監督コメント
1番	遊	市川	3	足も速いし、かき乱してくれ
2番	捕	堀江	3	打撃の要、チームに活気をもたらしてくれ
3番	二	平野	2	市川堀江で作ったチャンスをお前で掴む
4番	右	渡辺	3	お前はもう、ぶん回せ
5番	一	高橋毅	3	まぁ…入れざるを得なかった
6番	左	奥村	2	色んな経験をしてこい
7番	三	諏訪	2	色んな経験をしてこい
8番	中	知久	1	ほんとに…色んな経験をしてください
9番	投	池田	2	お前しかいなかった

夏の都大会　一回戦

注目選手は市川。
諏訪が調整不足で絶不調のためスタメンを外れ、代わりに佐藤がスタメン入り。
相手の先発は155km/hの速球を誇る中嶋。

0-0で迎えた３回表、優柔不断な高野監督が時間をかけて市川に送りバントを指示。
しかし打球の勢いを殺しきれず、早めの捕球からダブルプレーにより2アウトとなるが、続く堀江の安打により先制点。

４回表、知久の放った強烈なゴロを投手が落球、一塁への送球も乱れ一死満塁のチャンス。
が、続く池田が三振、市川がセカンドゴロに倒れ追加点ならず。

６回表、1アウト一・三塁で知久がスクイズ失敗、が三塁への暴投により三塁ランナーが生還、追加点により2-0となる。

７回裏、ここまで抑えていた池田が１点を奪われるも追加点を許さず。

８回裏、伝令を送る高野監督を初めてカメラが捉えた。
高野監督「俺みたいにしてくれてる！」
連打を浴び同点に追いつかれ2対2、ノーアウト二・三塁で森下が登板。
唯一の武器であるシンカーをライト前に転がされ、渡辺のトンネルにより2点追加、2-4となる。
さらに3番溝口のフェンス直撃弾で2-5、森下のスタミナは枯渇。
4番山本に死球を与え降板、リリーフ大塚が登板。
その後1点を追加され2-7で８回裏を終える。

９回表、佐藤に代わり代打佐竹を投入、見事に魔物を発動。
連打により2点を追加し4-7、2アウト二・三塁で迎えた4番渡辺がファーストライナーに倒れゲームセット。
夏の都大会は一回戦敗退となった。

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	H	E
岸高	0	0	1	0	0	1	0	0	2	4	13	1
神農	0	0	0	0	0	0	1	6	×	7	13	5

勝：清水　　　敗：池田

7月

3年生が引退。
チームの暗さを懸念した高野監督はお調子者の池田を新キャプテンに指名。
また、育成方針を「打ち勝つ野球」に転換。
勝利を経験させるために弱小の恵比寿商工校と練習試合、難なく勝利。

8月

この時点でスカウトへの推薦を知久に絞り始めた。

9月前半

森下の育成方針をシンカー特化に決定。
秋の都大会の組み合わせが発表され、初戦の相手は前評判Eの台東実業高校に決まった。

7月の練習試合での実績を基にオーダー発表。

打順	守備	氏名	学年	監督コメント
1番	中	奥村	2	打率７割、とりあえず出塁してくれ
2番	左	塚本	1	（調子が良かったので2番に格上げ）
3番	右	高橋智	2	自信を持って打っていけ
4番	捕	斎藤	1	お前なんだよ、頑張って欲しいのは
5番	遊	佐竹	2	こいつも練習試合で当ててた
6番	三	諏訪	2	佐竹諏訪が前回のヒーローだった
7番	投	池田	2	ピッチャーとして頑張ってくれ
8番	一	知久	1	お前はプロになれる
9番	二	平野	2	お前しかいなかった

秋の都大会　一回戦

３回裏に1点を先制され高野監督が一時的に絶望状態に陥る。

４回表、1アウト二塁から池田の打席、ゴロを右中間に転がし1−1の同点に追いつく。
続く知久は「おまかせ方針」とするが凡退。
その後平野のライト線ギリギリの当たりで逆転し2−1。

４回裏、3点を奪われ2−4。

５回表、細かい安打を重ねて1点を返し3−4となる。

６回表、1アウト一・二塁のチャンスで塚本がスタンド直撃弾、再び同点に追いつき、
続く高橋智、斉藤、佐竹の連続タイムリーにより7−4でこの回を終える。

７回表、1アウト一塁から平野の二塁打、奥村のエラーで1点追加。
続く塚本、高橋智のタイムリーで10−4と点差を広げる。

８回表、佐竹・諏訪・池田で1アウト二・三塁の形を作り打順は、プロ候補の知久。
この時点で打率は.091と低迷していたが、右中間にライナー性の2点タイムリーを放ち、12−4。

８回裏、リリーフ森下登板。
きっちり無失点に抑え、８回コールドで公式戦初勝利を飾った。

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	H	E
岸高	0	0	0	2	1	4	3	2		12	23	0
台東	0	0	1	3	0	0	0	0		4	13	3

勝：池田　　　敗：吉野

秋の都大会　二回戦

江戸高校戦、注目選手は知久を選択。
打順を大幅に変更。

打順	守備	氏名	学年	監督コメント
1番	左	塚本	1
2番	一	知久	1
3番	遊	佐竹	2
4番	二	平野	2
5番	捕	斎藤	1
6番	三	諏訪	2
7番	中	奥村	2
8番	右	高橋智	2
9番	投	池田	2

１回表、凡退に終わった知久に対し、高野監督「知久大丈夫…？」

両チーム無得点で迎えた３回裏、2アウト一塁で知久。
高野監督「知久はミートじゃないのかも…強振でいかせてみようか？」
直後、レフトスタンドに2ランホームランを放ち先制。

４回表に１点、６回表に4点を奪われ、高野監督が絶望モードに入る。
さらに長打で追加点を許し2−7。
ほぼゾンビと化した高野監督を見かねて岸コーチがタイムを取り、高野監督に喝を入れる。
2アウト二塁で森下登板、シンカーを中心に組み立てて追加点を防ぐ。

７回裏、1アウト二・三塁のチャンスで強振の知久が2点タイムリー。

９回表、1アウト一・二塁の場面で森下に代わり実力未知数の1年大塚が登板。
ライトに大きな打球を打たれるも高橋智が好プレーでキャッチ。
さらに一塁走者の走塁ミスによりタッチアウトでダブルプレー。

９回裏、大塚に代打大山を出したいが投手がいなくなるため、そのまま大塚がバッターボックスに。
ピッチャー返しが上手く決まりノーアウト一塁となるも、続く塚本がショートに転がしダブルプレーで2アウト。
最終打者知久もサードゴロに討ち取られ、4−7で試合終了。
秋の都大会は二回戦敗退となった。

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	H	E
江戸	0	0	0	1	0	2	4	0	2	7	16	1
岸高	0	0	2	0	0	0	2	0	0	4	14	1

勝：中川　　　敗：池田

試合後、岸コーチは意見しすぎて2個の意見が並走したために指揮が混乱したと振り返る。
高野監督「俺もうほんと打たれ出すともうほんとにダメなんだもう…」

9月後半

冬の育成方針として、「守備を捨てて10点取りに行く」「打たれたらその倍打ち返す」をテーマに、超攻撃的チームを目指すことに。
ただし二遊間の肩が弱く、ダブルプレーがほぼ取れない現状については改善する方針。
また、投手は池田を軸とする方針を定める。

ドラフト会議が行われるも誰も指名されず、プロ入り選手は誕生しなかった。
ショックを受ける3年生とそれを見て笑う監督とコーチ。
高野監督「なんで行けると思ってんだ、なめんなプロを」

知久が雑誌で特集される。

11月

スカウト１回目。
山下を「うちで甲子園を目指さないか」と口説くも説得力が足らず反応は悪かった。

12月

スカウト２回目。
引き続き山下に狙いを定め、「お前がいないと甲子園に行けない」と熱弁するが、やはり反応は悪かった。
岸コーチ「甲子園とか言うなって！『楽しく野球やろう』なんだよ山下は」

1月

六本木高校と練習試合、7−0で圧勝。
塚本がサヨナラ弾を放ち、高野監督のメモで塚本に花丸がついた。

スカウト３回目。
山下を何とか口説き落とすべく、ネゴシエーターを岸コーチに交代。
シンプルに山下と野球がしたい、という気持ちを伝えるも反応は悪い。

さらにスカウト４回目。
学校名を「山下学園」にしても良いと伝えたところ、初めてまあまあの反応を得る。

2月

スカウト５回目。
山下が入学した場合に校名を山下学園に変更することが、理事会で正式に決定した旨を伝えた。
前回同様にまあまあの反応。

諏訪が覚醒し能力を一気に伸ばす。

3月

卒業式が執り行われる。
卒業生6名中4名がならずものとなってしまい爆笑する監督とコーチ。

夏の都大会で敗北した神楽坂農業に練習試合を申し込み。

打順	守備	氏名	学年	監督コメント
1番	左	塚本	1
2番	中	奥村	2
3番	三	諏訪	2
4番	捕	斎藤	1
5番	右	高橋智	2
6番	遊	佐竹	2
7番	一	知久	1
8番	二	平野	2
9番	投	池田	2

練習試合　神楽坂農業戦

２回表にソロホームランで先制点を浴び、５回表にヒットで追加点。
0−2で迎えた５回裏、2アウト一・三塁のチャンスで塚本が右中間に落とし1点を返す。
その後は互いに追加点なくゲームセット、1−2で敗北。
負けはしたものの成長を確認できたため有意義な試合となった。
守備の面でもダブルプレーを取れるようになっていた。