効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1800/守 1500
守備表示のこの
カードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
初期の遊馬はこの
カードの使い方を全く理解しておらず、効果が活かせない攻撃表示の状態で召喚して
アストラルから指摘されている。
後に遊馬もこの
カードをセットして効果を活かすようになっており、遊馬の成長を象徴する
カードとも言える。
ただ、コンボがどうこう以前に単体での使い方すら分からないのは、タクティクスの低さ以前にルールや日本語の理解力の問題である。
また、
アストラルが指摘することすらないプレイングミスは当の
アストラルにも多いため、単にデュエルレベルの基準が著しく低いだけとも言える。
それが如実に表れたのが、よりにもよってラストデュエルである【遊馬vs
アストラル】戦。
この時の遊馬は攻撃できない1ターン目にこのモンスターを攻撃表示で召喚しており、初デュエルの時と同じミスを犯すのかと思われたが、遊馬はセットしていた《ガードロー》の効果でこのモンスターを守備表示に変更する算段をつけており、そのプレイングをギャラリーから称賛されていた。
言うまでもなく、それならば最初からセット状態で召喚していればいいだけであるため、このプレイングへの称賛はおかしい。
セットすればモンスターの詳細を
アストラルに知られることがない他、《ガードロー》は何らかの効果で攻撃表示に変更された際の保険として使える。
実際、《ガードロー》はその後の展開で戦闘ダメージを防ぐために使用できる場面もあったため、明確なプレイングミスである。
遊馬の成長を示す場面で何の成長もしていないことを示してしまうあたり、なんとも
ゼアルらしいと言えよう。
なお、「何でもないプレイングがギャラリーから称賛される」という手前味噌なシーンは
ゼアルでは度々見られ、酷い時には
カード1枚をただ発動しただけで褒めちぎられる。
中でも遊馬の「すっげぇぜ!〇〇!」というワンパターンなセリフは、視聴者にとっては耳タコなのではないだろうか。
監督がデュエルを知らない(というか蔑ろにしている)ことの影響は、結構大きいのかもしれない。
最終更新:2023年03月09日 23:47