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柔 - (2025/01/25 (土) 11:11:57) のソース
アーティスト:[[美空ひばり]] 予想レベル:10 作詞:関沢新一 作曲:古賀政男 編曲:佐伯亮 想定歌唱範囲:1番フル ※49秒程 地声最低音:&bold(){mid1D#} (思えば&bold(){負}けぇぇ&bold(){え}ぇよ)※計3箇所 地声最高音:mid2G (奥に&bold(){生き}てる)※頻出 裏声最高音:hiA# (待ってぃ&bold(){い}ぃぃぃぃる)※計2箇所 1964年に発売された[[美空ひばり]]211枚目のシングル。 日本テレビ系列で1964年から1965年にかけて全3シリーズが放送されたテレビドラマ『柔』、『柔一筋』、『続・柔』の3つのシリーズの主題歌。柔道をテーマとした曲であり、本曲の発売年に開催され、初めて柔道が正式競技に採用された東京オリンピックともあいまって、翌1965年にかけて爆発的にヒットした。2019年現在は195万枚を売り上げ、シングル売上では1989年に発売された「[[川の流れのように>川の流れのように(美空ひばり)]]」に次ぐヒットとなっている。1964年の『第15回NHK紅白歌合戦』、翌1965年の『第16回NHK紅白歌合戦』と2年続けて表題曲で出場し、1965年の「第7回日本レコード大賞」を受賞した。 本曲のムズポイントは、&bold(){鬼のような節回し}であり、全て正確に歌うことは困難。鬼レンチャンで既に登場した似ている曲として「[[おもいで酒]]」が挙げられるが、比べられないほど難易度が逸している。 節回しが入るフレーズの1文字に対する音数を全て時系列で取り上げてみると「思&bold(){う}な」「負&bold(){け}よ」「負けてもと&bold(){も}と」は5音、「このむ&bold(){ね}の」は3音、「一生一&bold(){度}を」は4音、2回目の「一生一&bold(){度を}」は&bold(){驚異の11音}、「待って&bold(){い}る」は6音と、もはや洋楽のフェイクなのではないかとツッコミたくなるほどである。 通常、こぶしは音と音の隔たりが半音、1音であるものが多いが、本曲のこぶしは&bold(){1音+半音}であるものが頻出し、2回目の「一生一度ぉぉぉ&bold(){ぉをぉ}ぉ&bold(){ぉぉ}&bold(){ぉぉ}」では、このようなこぶしが3箇所もあるためここが本曲1番の難所となるだろう。 また本曲の音域はmid1D#〜hiA#とかなり低音寄りで、平均音域から低音が逸脱しており、そもそも歌える女性は限られるであろう。最低音mid1D#が辛うじて出せたとしても、上述の節回しの「&bold(){負}けぇぇ&bold(){え}ぇよ」で訪れたり、「この胸&bold(){の}」のロングトーンで登場したりするため、&bold(){安定的に低音}が出せないと本曲の攻略は難しい。 ちなみに本曲の発売年は1964年で、現在鬼レンチャンに登場してる最古の女性曲は、同じく美空ひばりの「[[真赤な太陽]]」で発売年は1967年。奇しくもこちらはレベル1に設定されている。&s(){適正であるかは疑わしいが}