柏崎刈羽原発 地震被害 報道・発表 まとめ

2007-08-21 報道・発表まとめ

最終更新:

kknpnews

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< 2007-08-20 | 2007-08-22 >


目次

1 号機原子炉内点検始まる

柏崎刈羽原発、原子炉圧力容器内で地震の影響調査始まる (読売、10:54) 
目視と水中カメラにより変形、ボルトのゆるみ等を確認。 点検には年内一杯かかる見通し。
原子炉内を異例の「手作業」で点検 東電柏崎刈羽原発 (朝日、11:17) 
モーターが使えないため作業員が人力で燃料交換機を炉上に移動し、手作業で水中カメラを入れた。

21 日点検後報道

ロープでカメラを炉内に=圧力容器内の点検開始-柏崎刈羽原発1号機・東電 (時事、18:45、21:00) 
ロープにカメラと証明をつるしてモニタで確認。 原子炉上半分の 12 m については 24 日まで検査。
柏崎刈羽原発:圧力容器の点検開始 ロープでカメラ下ろし (毎日、19:41、19:59) 
炉の上に渡した燃料交換機から、作業員が双眼鏡で炉内を観察後、「上部格子板」まで水中カメラを下ろした。 昼までの調査では、緊急炉心冷却装置の配管などに異常は発見されなかった。
東電、原子炉の点検始める 柏崎刈羽原発 (朝日、19:54) 
原子炉の上半分の調査では、中性子の測定装置や燃料を支える格子に異常は見つからなかった。
水中カメラで炉心を点検 中越沖地震後初めて (共同、20:43) 
水中カメラで炉心を点検 柏崎刈羽原発、地震後初 (動画) (共同、23:27) 
柏崎刈羽原発、原子炉内点検に着手・圧力容器、異常みつからず (日経、23:28) 
柏崎原発1号機の点検始まる (新潟日報) 

東電電力供給関連

東京電力 塩原発電所の緊急・暫定使用見合わせについて 
14–15 時の需要の速報値は 6013 万 kW。 利水権を取り上げられていた塩原発電所の臨時使用には至らず。
今夏の最大電力需要を記録 東電、トラブルなし (共同、18:20) 
需給調整契約に基づく供給抑制の要請も見送り。
東京電力:電力需要6013万キロワットに 今夏最大 (毎日、18:42) 
電力需要、今年最高の6000万キロ・ワット…東電管内 (読売、20:06) 
電力需要、今夏最高を記録=原発停止で綱渡り-東電 (時事、20:39) 
東電の電力需要、今夏最高の6013万キロワット (朝日、22:14) 
原発停止、猛暑で需要ピーク…東電、電力供給綱渡り (産経、22 日 1:05) 

学者グループ、閉鎖を求める声明を発表

原子力資料情報室 「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」からの声明発表について~声明文をUP! 
石橋克彦氏、井野博満氏ら、記者会見で運転再開を前提とした発言を非難し閉鎖を求める声明を発表。
柏崎刈羽原発「閉鎖すべし」 学者らが声明 (朝日、18:57) 
石橋氏 『今後も原発周辺で再び大地震が起きる可能性がある』。 田中三彦氏 『重要機器の安全性を検証するのは、事実上地震の揺れをもとにシミュレーションするほかなく、安全解析は不十分だ』。
柏崎刈羽原発:科学者や技術者4人、閉鎖求める声明 (毎日、19:19) 
柏崎刈羽原発の閉鎖を 科学者らの会が声明 (共同、19:23) 
柏崎刈羽原発「再稼動前提に強い危機感」と専門家 (JanJan, 黒井孝明, 22 日) 
石橋氏『(新潟の地震は)これで終わってしまったという感じ(雰囲気)が強いが、それは地震学的にいうと非常に心配。まだこのあとも、大きな地震が起こる可能性もある』。 『柏崎刈羽地域を含む広い範囲が現在(地震の)活動期の最中にあるということは、大方の地震研究者が認めることだと思う』。 新指針に従えば柏崎刈羽原発は『疑いもなく立地は不可能』。
田中氏 『中央制御室で運転している方も定期検査をする方も非常に怖かったのではないか』。 『(原発の)運転をしつづけるというなら、クリアしなければならない問題がある。国、あるいは電力会社、原発を作った日立、東芝の設計者が計算に入ったと思うが、公にならない場で計算がされる。その結果がハードルをクリアにしていなかったとき、(計算の結果が)操作されるのではないかと、私の経験上考えられる』。
井野氏 『運転再開だけでなく、閉鎖も視野に含めた客観的な検査をやっていただきたい』 『変形を受けたときに材料は硬くなる。その末に割れる。(今回の地震によって)割れるということに近づいたわけだ。局所的なひずみが、どこにどの程度生じたのかといったことを見つけ出すことは実際問題として非常に困難な問題だ』。
☆2007-08-22 追加。

中日記事、断層問題を解説

新潟県中越沖地震 動いた断層どちら (中日新聞) 
地震調査委阿部勝征委員長 『すぐには分からないし、これからも分からないかも』。 東大地震研纐纈 (こうけつ) 一起教授 『中越地方は、たい積層が厚く地質が複雑で、余震の位置が正確に決めにくい』。

2007-08-10 分に原子力安全白書本文、2007-08-17 分に耐震安全性調査 PT 議事次第を追加。
おわり
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