クリーパーフォーク - ここだけ魔法学園がある世界

概要

魔法生物の一種。身長は20〜30cm程で、かなり個体差がある。

その見た目は「3頭身の小さな小人の少女」であり、
客観的に見て、庇護欲を触発するような
可愛らしい外見をしている。

この外見には２つの意味があり、
一つは外敵から身を守ってもらうこと。もう一つは、
自身を守ってくれる対象から、魔力を無警戒の状態から奪う事である。

両手の平に当たる部分からは魔力を吸い取る力を持っており、対象に手をくっつけては、徐々に魔力を奪い取る。
それらは一見、友好的な行動にしか見えず、何も知らない魔術師はこれらに警戒を抱くことが難しく、魔力を掠め取られる事となる。

また、警戒心の強い相手に対しても、こっそりと忍び寄っては
少しだけ奪い取る小賢しさも備えており、決して油断ならない。

奪い取った魔力は生命維持に使われるが、潤沢に魔力を得た個体は、魔法を発動して、外敵を仕留め、魔力を根こそぎ奪い取る事もあるという。

現在において、人里で姿を見ることは少ない。これは、
クリーパーフォークが魔術師にとって危険な存在であるため、
討伐されてしまう事、
一時期、代償を伴う魔法の生贄として
一部の魔術師に重用された為に、
人間への潜在的な警戒心が向上した為と言われている。