神戸高3自殺 恐喝の少年、家裁に送致2007/11/09, 大阪
読売新聞 朝刊, 34ページ
神戸地検は8日、最後に逮捕された同学年の少年(18)について、「少年院送致相当」との意見書を付け、脅迫と恐喝の非行事実で神戸
家裁に送致した。少年は容疑を認めているという。家裁は同日、観護措置(2週間)を決定、神戸少年鑑別所に収容した。
送致事実によると、少年は5月16日ごろ、生徒に「友達がお前のホームページを見て気分が悪くなったから絶対賠償金を取ると言ってい
た」などと携帯電話のメールを送って脅迫。その後、ブレスレットを売りつけて代金を脅し取ろうと計画し、2回目に逮捕された同学年の
少年(17)に金を要求するメールを送らせ、同月28日ごろ、校内で代金の一部として5000円を脅し取った。
一方、恐喝未遂の非行事実で送致されたこの少年の少年審判が8日、神戸家裁で開かれ、三宅知三郎裁判官は、共犯の2人と同様、試験観
察とする中間処分を決定した。
最終更新:2008年02月13日 23:42