10月26日 高3自殺「いじめ防止委 全員関係者」

高3自殺「いじめ防止委 全員関係者」
私立校 選任予定者14人、職員やOB

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同校3年の男子生徒(当時18歳)が
同級生らから金品を要求されていた事件で、同校が設置する
「いじめ防止対策特別委員会」の委員に選任予定の14人が、いずれも同校関係者であることが25日、わかった。
教頭は「今後、委員の増員を含め、見直しを検討する」とするが、<身内>でつくる委員に批判が集まりそうだ。
 同校によると内訳は、同校職員7人、大学教授や弁護士ら7人、しかし大学教授は同校OB、
弁護士は同校顧問弁護士だった。校長は「再発防止に向け、一刻も早く委員会を発足させるため、
すぐに集まってもらえる人たちに声をかけた」と説明している。
 この日は同委員会発足に向けた懇談会が開かれ、14人を含む22人の関係者が参加。同校の生徒指導部長が、
男子生徒の自殺から同級生3人の事件経過を説明。
大学教授からは「保護者に情報が伝わるのが遅かったのでは」など批判が出た。
 同委員会は今年度中にも、再発防止に向けた報告書などの作成を目指す。

読売新聞 神戸欄 2007.10.26)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年02月17日 19:51
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。