「調査結果説明ない」遺族、学校対応に不満 高3自殺
神戸市内の私立高校で自殺した三年生の男子生徒=当時(18)=が同級生らから金品を要求されてい
た事件で、生徒の遺族が二十二日午前、同市内の自宅前で、同級生(17)の逮捕後、初めて取材に応
じ「学校から調査結果について説明がない」「(学校に)言いたいことは百くらいある」などと心境
を語った。
これまで男子生徒の遺族は「気持ちの整理がついていない」「はっきりしたことが分かるまで話せ
ない」として、取材には応じてこなかった。この日、取材に応じた遺族の男性は、学校が二十一日
の記者会見で当初の説明を一転させ、いじめを認めたことについて「学校に言いたいことを一つ一つ
言っていたらきりがない」と強い口調で憤りを語った。
さらに「学校からは、会見のことや生徒に行った聞き取り調査の結果について知らされていなかった。
(会見前に)何らかの連絡は欲しかった」と、学校側の姿勢を批判した。
また、遺族の女性は「学校側は月命日などに、自宅を訪れており、いずれ、あらためてうかがう、
とのことだったので、その時にきちんと調査結果などについて知りたい」と話した。
ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000645403.shtml
最終更新:2008年02月23日 00:35