高3男子、校内で飛び降り自殺 ポケットにメモ3枚/兵庫・須磨2007/07/04, 大阪
読売新聞 朝刊, 35ページ
3日午後2時ごろ、神戸市須磨区の私立高校内で、同校3年の男子生徒(18)が頭から血を流して倒れているのを
教諭が見つけた。生徒は約40分後、搬送先の病院で死亡した。ズボンのポケットから遺書とみられるA4判3枚の
メモが見つかり、須磨署は、生徒が校舎から飛び降り自殺したとみて動機などを調べている。
調べでは、生徒が倒れていたのは新館と理科棟の間のコンクリート地面。両校舎をつなぐ連絡通路に取り付けられた
高さ約1・5メートルの柵を乗り越えたとみられる。生徒の両親は、同署に、「最近、特に変わった様子はなかった」
と話している。
同校によると、生徒は午後1時50分ごろ、5時間目の授業中に、「トイレに行く」と新館4階の教室を出たという。
1学期中、欠席や遅刻することはなかったという。教頭は「変わった様子もなかった。いじめや進路の悩みなどは把握
していない」と話している。
最終更新:2008年01月04日 22:11