同窓会会員宛の事件に関する説明詫び状

平成19年12月15日
瀧川学園同窓会会員各位
学校法人瀧川学園 理事長・学園長
瀧川好庸

拝啓
 平成19年も残すところわずかになりました。同窓会の皆様には、年末ご多用のなか、また寒さ厳しいなか、ご壮健にご活躍のこととお慶び申し上げます。

 さて、ご高承のとおり、この夏、滝川高校三年生が学校内で自殺し、次いで三年生の生徒4名が逮捕された事件に対し、私は、同窓会の全ての皆様に衷心よりお詫び申し上げます。

 この出来事は、学園創立者瀧川辨三以来、学園90年になんなんとする伝統と歴史を汚す未曾有の大事件です。同窓会の皆様の無念そして憤りに思いを馳せますと、どうお詫びをしたらよいものか、想像だにできません。学園を預かる最高責任者としてまことに申し訳なく、心苦しく、ただひたすら伏してお詫びを申し上げる次第でございます。

 ただいま学園では、同窓会の評議員・理事が先頭に立たれ、出来事の検証と深い反省を行い、学園の再生と刷新に取り組む委員会を立ち上げ、私も微力ながら、ともども、早急な学園の建て直しに取り組んでいるところです。

 同窓会の皆様の名誉、そして学園の名誉と栄光は必ずや回復されると確信しております。どうか皆様、温かい目で見守ってくださり、旧来に倍するご支援ご叱責、ご鞭撻をお願い申し上げます。
 年末年始、公私ともにご多用のことと存じますが、平素に増して御身ご自愛くださいますよう、ご祈念申し上げます。
敬具

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最終更新:2009年04月13日 00:53
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