神戸の高3いじめ自殺 少年2人を家裁送致 恐喝未遂、金要求メール送らせる2007/10/16, 大阪
読売新聞 朝刊
神戸地検は15日、同級生の少年(18)と同学年の少年(17)を恐喝未遂の非行事実で神戸家裁に送致した。地検はこ
の同級生(初めに逮捕された少年)との共謀が成立すると判断し、「少年院送致相当」との意見書を付けた。家裁は15日
付で2人の観護措置(2週間)を決定し、神戸少年鑑別所に収容した。
非行事実によると、2人は以前から生徒に、「うそをついたら罰金1万円を払え」などと要求。今年6月ごろ、「夏休み明
けまでに金を支払わなければ、倍の金額を払わせるか、リンチさせる」などと書いた携帯メールを先に家裁送致された同級
生に送らせ、金を脅し取ろうとした。
調べに対し、2人は
恐喝メールの作成に加担したことは認めたが、うち17歳の少年は「金は受け取らないつもりだった」
と犯意を一部否認しているという。
一方、これまでの調べで、同学年の別の少年(18)が生徒にブレスレットや服を売りつけていたことがわかっており、
兵庫県警は違法行為にあたるかどうか慎重に捜査を進めている。
最終更新:2008年01月05日 00:46