神戸高3自殺 直前、督促メール集中 要求額増え 数十万に 内証で
アルバイト2007/09/18, 中日新聞夕刊, 11ページ
・・・自殺した生徒の携帯電話には、逮捕された生徒を含む同級生らからの「督促」ととれるメールが六月ごろを中心に
大量に残っていた。具体的な金額は記されていないが、自殺した生徒は、要求に応じて一部、支払っていたとみられる。
自殺した生徒が金の要求を受け始めたのは高校二年のころからで、事情を知る関係者は「最初は数万円だった借金(要
求)が、自殺直前には急に数十万円になっていた」と話している。一方、自殺した生徒は三年生の初めから学校や親に
内証でアルバイトをしていたといい、要求に応えるためだったとみられる。・・・
・・・一夜明けた十八日、同校は学年ごとに集会を開き、これまでの経緯を説明した。校長は恐喝未遂容疑について
「逮捕の知らせがあるまで友だち同士の行き過ぎた行為と認識していたが、自殺の原因の一つかもしれない」と説明し
「自殺の最終的な責任は私たちにある」と謝罪したという。
・・・三年生の男子生徒は「いじめがあるのは新聞報道の前から知っていたが、逮捕になって驚いた。亡くなった生徒
がかわいそう」と固い表情だった。
最終更新:2008年01月06日 14:56