ゴブリン?と並んで圧倒的にメジャーな種族です。
帝國の勢力圏では
神州大陸に無数にいますが、
害獣として軍によって駆除されていきつつあります。
直立二足歩行する猪頭の人間と表現されるオークは害獣、魔獣と
アルフェイム世界では思われている。
その最大の理由は言葉が通じない事である。
単に獣頭の生き物というなら
獣人を筆頭とする各異種族において珍しい特徴ではない。しかし言葉による意思疎通が出来ないのはアルフェイムにおいては異常なのだ。(なにしろ異世界人である
帝國人ですら意思疎通が出来るのだから)
この事が最大の理由ではあるがその他にも、『凶暴』『知能が極度に低い』『悪食』『醜い』といった負の要素にこと欠かなかった。(少なくともこれがこの世界の“常識”だ)
それ故『“人”の姿を真似た“卑しい獣”』とされ、蛇蝎の如く嫌われています。
神州大陸産のオーク族はいわゆるゲームにでてくるザコキャラではありません。身長は2mを超え、体重は100や200キロではきかないほどの体躯を持っています。彼らの強力による投石は若木をへし折り、その体の頑健さは機関銃の正射を受けても即死しないほどなのです。
それでも近代兵器による組織的な暴力の前にはなす術も無く狩られていき一年を経ずに神州大陸から彼らは絶滅しました。
帝國は彼らオークを徹底的に人とは違う獣として扱いました。
その肉を食す為には仕方の無いことでした。
しかし、彼らは集団で生活を営み死者を墓に弔い死後の冥福を祈って花を添えるほど文明的でした。
しかし、その事実はけっして明かされません。
おそらく帝國の治世が続く限りは…
この世界の文化圏は未だ
大陸内陸部には進出していない(できない)ので、そちらにはさらに未知の種族が多数存在しているかも知れません。
-
最終更新:2007年07月21日 13:58