明治38年制定。

独のGew88に倣った構造を持つ、日露戦争時の主力小銃三十年式歩兵銃に以下の改修をしたもの。
①砂塵を防ぐ為の遊底覆を追加。
②機関部の分解・結合を簡便化。
③使用弾薬の弾頭を尖頭弾に変更。

歩兵に配備され、大東亜戦争前半まで長く主力小銃の座にあった。

転移世界での帝國においても一般的な歩兵の主装備である。
ゲヘナ島制圧作戦?時にローレシア王国の間諜ヤコフらの手によって
一丁流出しているが、転移世界の技術力では完全コピーは難しいものと思われる。しかし、構造等、彼等転移世界側の列強の小銃のブレイクスルーに発展する可能性もある。

[諸元]
形式 :鎖閂式
口径 :6.5㎜
装弾数:5発
銃身長:797㎜
全長 :1,276㎜
重量 :4,100g
生産数:約340万挺

三十年式歩兵銃と同時に制定された三十年式銃剣(刀身はゾーリンゲン鋼又は陸軍刀剣鋼)は、三八式歩兵銃 や九九式小銃他にも使用可能であり大東亜戦争終戦まで長く使用された。


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最終更新:2006年08月22日 01:07