竜騎士(ワイバーン・ロード騎乗)や竜戦士(ワイバーン騎乗)になるには、ワイバーンを操れるほどの魔力を持っているという才能が不可欠だ。
だからこそ、『一代限り』の筈の竜騎士の血筋を絶やさぬように家門を持たせ、彼等の血を混ぜ合わせて、多くの竜騎士を輩出する『名門』として尊重してきた。
とはいえ、大規模な兵力を維持するためには、既存の竜騎士の家系だけではとても足りず、全国から才能のある子供達をかき集めて、英才教育を施してなんとか頭数を揃えなければならなかった。
そして中から竜騎士が出れば、既存の竜騎士の家系に受け入れ、その血を取り込んでいったのだ。
このような血統管理を行わなくてはいけないほど竜騎士の数は少ない。単にワイバーン・ロードを増産しても意味が無く、また騎士である以上戦場で消えていく可能性も高い為、竜よりも竜騎士という価値観が一般的である。
最終更新:2007年07月22日 16:58