ワイバーンは旧版と新版において最も大きく変わった存在ですので、以後こちらの項目は新版のワイバーンの設定とさせていただきます。 旧版のワイバーンの設定は旧版 ワイバーンを参照ください。



ワイバーンに関しての既存設定
飛竜の王とよばれアルフェイム世界の代表的かつ航空戦力の主力の地位を占める。

操縦方法
騎乗する操者は飛竜騎士と呼ばれる。
その操縦法は精神同調と呼ばれ、ワイバーンの首の付け根にある魔力を感知する『こぶ』
これに魔力を注ぎ込むことで、手綱や鐙といったものよりも迅速に人竜一体となって操るのである。

もちろん一般的な戦竜の様に手綱や鐙でも制御可能だが、精神同調の方がタイムラグも少なく、複雑な機動も可能である。

食事
雑食性
体格に比して、恐ろしく小食―あくまで体格に比してであり、大喰らいであることには変わりが無いが―
詳細は不明ではあるが、その成長速度といい、大気中のマナを取り込んでるとしか考えられない。

気性
竜種にしては異常な程の大人しさと従順さ

繁殖能力

寿命
ロッシェル魔法協会製ワイバーンを例に挙げれば
  生後00年目    幼生体  育成中
  生後01年目    若年体  教育中
  生後02~21年目 成体   実戦配備
  生後22~26年目 高齢成体 竜士養成 
  生後27年目~   老体   退役
上記のようにワイバーンの平均寿命は30年程度そのうち20年ほどが実戦可能域である

戦闘能力
火炎攻撃(一般的にブレス攻撃と呼称)を行える。
また対地、対艦等、目標によっては最初からワイバーン搭載用爆弾で爆装して出撃する

最高速度:210ミル?/h(約309㎞/h)、巡航速度:140ミル/h(約206㎞/h)

航続距離
巡航速度(130~140ミル/時)で5時間程だが、爆装で巡航した場合にはこの2倍、戦闘時には3倍消耗する。

空対空戦闘ならば1時間の戦闘時間を見込んでも行動半径は130~140ミル(約191.1~205.8㎞)、40分の戦闘時間なら195~210ミル(約286.65~308.7㎞)にもなるが、爆装時(最大)には最初の10分で投弾したとしても30分の戦闘時間で行動半径は130~140ミル(約191.1~205.8㎞)しかない、ということだ。



機動性能
極短距離での離着陸が可能とはいえ、帝國の航空基地にあたる飛竜巣に滑走路と呼ばれる施設が存在しないわけではない
(帝國のものに比べて非常に短いとは推察されるが)

垂直に近い離着陸できるワイバーン種にとって航空機より短いとはいえ滑走路が何故必要かといえばこれはワイバーンの魔力回路?にかかる負担が要因である。
 滑走しながら離陸する場合は魔力出力を徐々に高めていけば良いが、垂直離陸する場合は魔力出力を一気に離陸可能水準まで高めなければいけないからだ。
 故に垂直離陸はワイバーンの魔力回路に大きな負担をかけ、直接的には離陸重量制限――基本的には爆装不可――と航続距離の激減を招き、間接的には魔力回路そのものを消耗させることとなる。(まあ長期的に垂直離着陸を多用しなければ不可逆的な問題は起こらないが、短期的でも疲れやすくなり暫しの静養が必要となるので、運用上無視できない問題だった)

滑走路が存在しない又は滑走路が使い物にならなくなっている時は垂直離陸するしかないが、実の所、あまり歓迎出きる離陸手段ではないのだ。

ちなみにワイバーンの離陸手順は滑走路使用時は軽く羽ばたきながら走りワイバーンの魔力を緩やかに高めていき、やがて周囲に風の結界が張り巡らされ始める。
 離陸しながらある程度の高さに達すと、今度は大きく翼を羽ばたかせた。
 風の結界が完成した瞬間だ。次の瞬間、ワイバーンは敵目掛けて飛翔していく。
これが垂直離陸だと離走時のステップを省き、空中でホバリングしながら魔力を高める事になる。

生物特有の機敏さをもつ為、最小旋回半径等は帝國製航空機を上回る。
航空機としてみた場合その性質は回転翼機と固定翼機の長所を兼ね備えたものと言える。

「襲撃機」であるという説が『帝國召喚』内の『現在(皇紀2660年代?)』の帝國で主流らしい。


その他
ワイバーン・ロード?ナイトメア・ワイバーン?等の変造種を作成する為の素体として使用される。

一口にワイバーンといっても意外とその性能には差がある。
ワイバーン・ロード?>戦闘用ワイバーン>退役間近のワイバーン>=壮年期の飛竜といった性能差がある。



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最終更新:2007年12月17日 00:27