昭和35年5月23日午前四時四十五分に三陸を襲ったチリ地震津波の最高潮位指標
指標を見ますと約、四メートルの潮位が示されておりこの潮位なら殆どの家屋が流され高田市内はもとより米崎・小友・大船渡・三陸等が甚大な被害を蒙りました。
高田松原入口前にて撮影
沼田地域のチリ地震津波指標ですが、画像を見れば判りますが、松原地区より30cm高い潮位が示されています。
後ろは
JR大船渡線ですが、この潮位だと完全に浸水した事が分かります。また、向え側に建っている家屋とこの指標を平行的に眺めると2階家屋だと一階桁下までは完全浸水。平屋家屋では、屋根まで浸かってしまう潮位です。最高潮位高4,3メートル
指標から見た家屋高さ
米崎町沼田地点にて撮影
この指標を見れば分かりますが、やっとホームだけは津波から水没を免れたと言う状態で、後ろに在る家屋等はこれを見ると一階は水没状態である事が分かると思います。
脇ノ沢駅のホームには、潮位の高さは記載されては居ませんが、沼田・松原地区等から考慮すれば、やはり4メートルを超える潮位だったと思われます。
この指標は、米崎町沼田地点 脇ノ沢駅にはホームに潮位が、白線で示されております。
脇ノ沢駅ホーム内のチリ地震津波指標
指標:脇ノ沢駅内ホーム側面
場所:陸前高田市米崎町字脇ノ沢123
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最終更新:2010年03月27日 22:13