物事はすべて
- 構造(Structure)
- 機能(Faculty)
- 要素(Component)
のSFCに切り分けられるという考え方。(あまの発案。)
たとえば、携帯電話にはプラスティック、液晶、電池といった要素が沢山あって、それが、「パカパカできる薄くて軽い形状であり、ボタンが理路整然と並んでいる」という構造を持っているからこそ、「いつでもムーバブルな電話」というケイタイの機能が成り立っている、といえます。
商品開発の際に機能面に不満が出てきたら、それは構造が悪いのか、要素が悪いのか、と切ってみるのもありです。
こんな機能があるものを作りたいなと思ったときに、その機能を持たせるためには、どんな要素がどんな風に構造化されている必要があるんだろうか、とある程度レイヤーを分けて考えることができます。
組織においても話は同じで、A君、B君、Cさん、D君、Eさんという5つの要素が、その時々によって構造を変えるわけです。ときには、A君がトップにてなって後の4人はフラットに、とか、Cさんがトップになってその下にA君B君のチームとD君Eさんのチームを作って、とか。
それによって、最終的に生まれるパフォーマンス(機能)も変わってきます。前者の構造であればアウトプットが少なかったけど、後者の構造であればアウトプットが増えた、とか。もしくは、構造自体は悪くないけれど、トップはA君じゃなくてD君がいい、というように構造ではなく要素を入れ替える手もあります。
それによって、最終的に生まれるパフォーマンス(機能)も変わってきます。前者の構造であればアウトプットが少なかったけど、後者の構造であればアウトプットが増えた、とか。もしくは、構造自体は悪くないけれど、トップはA君じゃなくてD君がいい、というように構造ではなく要素を入れ替える手もあります。
要するに、より高度な機能を達成するために、構造と要素をどういじればいいんだっけ、みたいな考え方がすっきりできるのではないだろうか。
(いや、できないのではないだろうか。)みたいなことが言いたいわけです。
(いや、できないのではないだろうか。)みたいなことが言いたいわけです。