市場動向-ネット広告業界こぼれ話 - Korokoke

今やラジオ広告の広告費を抜いたのも遠い昔の話。
様々なツール開発により猛進を続けるネット広告業界のこぼれ話。
ネット広告の大手といえば、ＣＡ、セプ、オプが代表的。

この３社の方向性がぼんやりと見えてきた。
簡単に分けると、
ＣＡが目指しているのはメディア企業。
セプが目指しているのは、スペシャリティの高いネット広告。
オプが目指しているのは電通。
大きく分けるとそんな感じかと思われます。

それにしても、ＣＡの一人勝ち具合は結構凄い。
やはりメディアを持てているのが良かったのだろう。
紐解けば、上場した時期が良かった。

ネット広告大手は、これまでは未経験採用ＯＫだったのが、
最近は経験者採用が中心となってきています。
かつては歴史の浅い業界だったため、そもそも経験者がいませんでした。
それで各社とも大量に新卒を採用し、社内で経験者に育て上げたわけです。
新卒で入った人たちが20代後半となってばりばり活躍している。
すると当然未経験採用は落ち着くわけですね。

今ではベンチャーでも未経験の採用は少なくて、
ネット広告と何らかの形で関わっていないと採用は難しい。

また、最近注目されだしているのがインタラクティブエージェンシー。
インタラクションがとれるネットメディアの特性を活かしたプロモーション、
ブランディングコミュニケーションを考えるエージェンシーです。

クリエイティブの力とマーケの力の両方が必要な、
とても面白い業種だなと思います。

• インタラクティブエージェンシーってクチコミプロモーションとかもそれにはいるのかな？
  食べログが、黒ウーロン茶で口コミプロモーションやろうとしているけど、クチコミを促すメールが何回もくるのを見るとうまくいってないのかな？ -- すみきち (2007-09-09 02:34:13)