何か考えようとしているのに、
もやもやして何も出て来ない…。
そんな時に使おうPCC。
たとえば、何か物語が書きたくて、
登場人物の名前で悩んでいたとする。
普通なら、どっかの小説からとかネットで
外人の名前を検索したり、ジョージとか
聞いたことあるっぽい名前を挙げてみますよね?
そうではなく、なんでもいいから目の前にあるものを
切り口にして、着地点を予測しないままに突き進むのが
PCCです。
具体的な方法は、たとえば目の前にラベルがあったとします。
なので「ラベル」を出発点として、何か名前を考えてみます。
「ラベル」→「パラベル」
今度は「パラベル」を出発点に何かいい名前ないかなーと
考えてみます。(質は問わず、速さ重視で)
「パラベル」→「ラベルフック」
続きの文字、音のリズム、逆から読んでみたり、
1字だけ抜き出したりするなどして、思い浮かんだ
名前を延々と書き連ねていきます。
→パラベル
→ラベルフック
→インクス
→クスロ
→クローディア
→ロードル
→ドレイラ
→ラインドルク
→インドーズ
→ドージア
→ジャジール
→ジールハイム
→ハルック
→ルークアドリア
→ …etc
これで、一通り挙げ終わって数に満足できたら、
この中から気に入ったものを選別して、調律します。
「パラベル」
「インクス」→「イングズ」
「ドレイラ」→「カレル」
「ラインドルク」→「ラインドルフ」
「ジールハイム」→「ジークハイム」
「ハルック」→「ディリック」
「ルークアドリア」→「アドリア」
できあがりは、まあまあではないでしょうか?
以上、大量生産→選別→調律・複製
って感じでアナロジーを使って勢い強く、
拡散収束・離合を繰り返す発想法でした。
一般化して応用とかもできそうな気はするんだけど、
とりあえず思いついたのは今日なので、それはまた今度。