620 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/11/27(日) 18:33:08.82 ID:AQPoVL/G0 [6/8]
学園迷宮エロはぷにんぐ! ~イクぜ!性技のダンジョン攻略~
本作はダンジョンRPGであるが、そのダンジョンに入る前にまず立ちはだかるのがいきなりのエラー落ちである。
ダンジョンの扉をこじ開けるという謎ときがすでに始まっているのだ。扉の鍵は公式ページでパッチという形で
配布されており、いきなりソフトの場外を利用しての謎解きを強いるという驚愕の展開にいやが上にもユーザーの
期待は高まる。この関門を潜り抜けたユーザーを、今度は以下に記すクソ仕様が待ち受ける。
戦闘パート
ゲームを開始してまず気がつくのが、公式ページの開発中画面やパッケージ裏画像との落差である。
戦闘が開始されると背景は真っ暗、戦闘結果画面で経験値バーを作りたかったんだろうなと思しき残骸
が見事未実装、画面右側にはキャラクターの行動順が表示されるような機能が予定されていたの
だろうがやはり未実装、あろうことかそのスペースには改行されることなく枠を突き抜けた
テキストが突き刺さるという、その衝撃はちょっとした近代芸術である。コマンド選択式の戦闘の操作は
全てマウスで行われ、それがまた面倒くさい。コマンドを選択するに際しても、キャラの「速さ」の
パラメータによる行動順の決定が極端で、一番遅いキャラが一回行動する間に、一番早いキャラは
すでに三度の行動を済ませているという事もしばしば。さらにはスキルと必殺技にも問題があり、レベルが
上がるごとに解放されるであろうスキルは、初期段階ですでに全て表示されており、その中から
使える状態にあるものだけ選択可能になっている。このスキルの表示には必要EPや効果の説明や表示と
いったものもなく、実に使いにくい事この上ない。攻撃スキルはダメージが固定であり、どんなにレベルを
上げたとしても威力が向上することはなく、いつぞやの「レベルを上げて物理で殴れ」を彷彿とさせる。
必殺技に関しても同じような欠陥を抱えており、各キャラ一つずつ設定されている技の効果は使ってみる
まで知ることはできない。敵キャラクターに関しても、グラフィックには一応それぞれの名前が表示されるが
テキストでは左から「敵A」~「敵D」として扱われ実に味気ない。ダンジョンの奥深くに行くと、グラフィックは
そのままに名前だけ変わって能力も強化された別モンスターが出てくるのはご愛嬌。
アイテム
HP・EP以外の能力のレベルアップに伴う上昇が小さく、能力は事実上装備品依存であり、戦闘は
レベル上げではなく金稼ぎのために行う。その代わりモンスターは金をじゃんじゃん落とすため、最高
レベルの装備が比較的早く揃うので、レベル上げは非常に虚しい。ただし、装備品の所有数が表示
されないため、何をいくつ持っているのか把握できない。各キャラの最強武器はそれぞれ最大の攻撃力
を持つ武器だが、一人だけ速さまでチートレベルで強化されるため、先述の三回の行動が起こる。
移動画面
テトリスのブロックのような学園の教室であったり廊下であったりの小マップを次々移動していくという
スタイルなのだが、全体マップが表示されず存在もしないため、ダンジョン探索はまず自分の位置の把握
が重要という、どうでもいい所でリアル感を意図せずして演出するという状況に陥っている。ちょっと気を抜くと
大抵迷う。この不毛なマップの中の特定のブロックに入るとエロイベントが発生しCGを回収できるのだが
相当丁寧にやらないとまず一周ではそろわない。ここでの確認画面でゲームの状況を確認できるのだが
ここでもやはりスキルの効果や消費EPを確認することは出来ない。本作においてはある意味で経験値よりも
重要な所持金の把握が出来ないのは結構ダメージがでかいのではないか。
ラスボス
RPGの最後を飾る超えるべき存在ラスボスが、本作では非常に親しみある存在となっている。彼の奇行と
していくつか挙げたい。まず一つ目が、最終イベントで何故かHPが9割以上減った状態で出現する点。
主人公一行を待ち受けるべく直前までトレーニングでもしていたのだろうか。二つ目に、マップ移動中に
通常モンスターとしてエンカウントするという点。実にフランクである。黄門様仕様である。三つ目に、なんと
このラスボスとの戦闘は逃げることが可能である点。しかも逃げて体勢を立て直して再チャレンジなのかと
思えば、これでも勝利扱いとしてエンディングに進む事が出来る。以上の三点から、彼には決定的に
ラスボスとしての自覚が足りないという事が出来るだろう。
その他
以上の他にも、ADVパートで突然キャラの立ち絵が変わるというスクリプトミスや、よくよく考えたら
何故地下を目指すのか、何故地下学園ダンジョンがあるのか、何故魔王が出てきたのかという、そのあたり
の物語上必要と思われる説明すらなされていないという不備が見受けられる。
レベルを上げて物理で殴れは去年据え置き版で生まれた名言だが
sealはそれをエロゲ―で実行し、さらにはお金をためて装備で殴れに昇華させた
2000円という価格、短時間でクリアできる手軽さ、そして笑える要素
クソゲーユーザーにとっては非常に優しい仕様であったが、一般ユーザーにとっては罰ゲームであるという事を忘れてはならない
最終更新:2014年08月02日 22:04