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| ブランド |
アトリエさくら |
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| ジャンル |
アドベンチャー |
| 原画 |
綾風柳晶 |
| シナリオ |
中森南文里 |
| 発売日 |
2023/2/24 |
| 価格 |
2,800円（税別） |
選評
204：他人棒でイキ狂い快楽に溺れていく最愛妻 選評：2023/03/15(水) 16:05:47 ID:MmKphDtU
他人棒でイキ狂い快楽に溺れていく最愛妻
～見せつけられた快楽に絶頂する妻の痴態
発売日 2023年 2月24日（金）
定価 3,080円（税込本体価格）
ジャンル アドベンチャー
シナリオ 中森南文里
主人公、塚山一巳（つかやまかずみ）には、愛する妻、塚山和奏（つかやまのどか）がいた。
大学時代にはヤリ目的のサークルに所属し女と遊びまくっていた一巳も、和奏と出会ってからはサークルも女遊びもやめ、彼女だけを愛し続けた。
しかし和奏と結婚してから数年が経ち幸せな生活を送っていたところ、かつて所属していたサークルが集団で幾人もの女性に対し性関係のトラブルを起こしていたというニュースを目にする。その当時すでにサークルとは疎遠になっていた一巳だが、自分のそんな過去を妻に知られてしまったら何と思われるのかと恐れを抱いていた。
そんな日々を送っていたある日、一巳の前に大学時代の顔見知りであった登志男（としお）が現われ、一巳があのサークルに所属していたことを知っていると告げながら、一枚のUSBメモリを手渡してくる。そこにあったファイルに映されていたのは、昔の和奏と登志男が抱き合う姿だった。問い詰めると、登志男は昔和奏とつきあっていたことを認める。
今その男が自分の前に現われたことは、和奏を奪ったことを恨み、復讐のために来たのだと思い警戒する。
そして、一巳の周りでは、何かが徐々に変わっていた――。
本作の問題点を一言でいうと『理解できない』
シナリオは
ゲーム開始時点で知らない男(主人公)と知らない女(ヒロイン)のセックスを見せつけ
13クリックで妻との馴初め回想を終わらせる
いつものアトリエさくらコンボで始まる
本作の理解できないポイントとして最初にでてくるのが
『間男が主人公宅にAVを送ってくる』である
ここで言うAVとは所謂NTRビデオレター系ではなく(作中にはそういった展開もあるが)
ごく普通の市販のAVである。半月の間に3本も普通のAVを送ってくる。
このシーンの裏には、ヒロインも昔ヤリサーに所属しており、送られてくるAVはNTR系や輪姦などのジャンルで
ヒロインのヤリサー時代にゆかりのあるジャンルを送り動揺させようとしたが、すべてヒロインではなく主人公が開封していた
という真相がある
まず言いたい、このシーン必要か？
長編で、ループものなら今まで理解できなかったものが、実は主人公が未然に事件を防いでいた的な展開にもなるが
そうでもないならこの間男がお茶目な失敗をするシーンはゲームとして全くの不要に思える
そしてそもそも作戦がジュラル星人並みに回りくどい、それなら意味深な怪文書でも送ってこい
それに主人公もヤリサーに所属していたのだから動揺するだろうし
してないのなら妻に届いてたとしても意味なかったのでは？
このようなツッコミどころ満載の真相がゲーム終盤まで隠されている
文章とイラストが一致しないHシーンもあり
どう見ても顔射な飲精シーンや、おでこフェラなどがある
フェラシーンに何か恨みでもあるのだろうか
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さらに誤字も多く
先ほどのフェラシーンでも舌と下を間違えていたり
ヒロインの変身か唐突に解除されたりする
これだけでも作りの雑さが目立つが、エンディングではさらに衝撃的な展開が起きる
最後の選択肢で下を選ぶと今まで全裸だった間男が何の説明もなく1クリックで服を着こみ
さらに直前まで全裸だったヒロインも何の説明もなく下着姿に変身する
先ほどのヒロインの変身という誤字は実は誤字ではなかったという衝撃的な伏線回収である
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ゲーム終盤には間男から主人公夫妻に
ヒロインのことは気に入ったが自分の女にするのは面倒くさい
だから間男と主人公でヒロインを共有しよう
主人公とヒロインは今まで通り普通に生活して、セックスして良い
間男もヒロインの肉欲解消のためにセックスする
といった提案がされる
この提案に乗ると完堕ちENDなのだが、この提案を拒むと夫婦は一旦家に帰って
ヒロインが「どうして優しくしてくれるの。自分は不倫をしていて、しかもこれからもきっと間男に抱かれにいってしまう」
と語ると主人公は「なら気が晴れるまで間男に抱かれてきていい。ただし今まで通りの生活は続けてくれ」と返答する
これ間男の提案と何が違うんですか？
これでこの後ヒロインは主人公の優しさを知って二度と間男に会いに行くことはなかった
のような終わり方をするのならまだ分かるが、言われた通りヒロインは間男に抱かれに行く
最終的に主人公が間男にガツンと言って主人公とヒロインが結び付くENDである
間男の提案を断った上で、間男と全く同じ解決案を出す展開には理解不能を通り越して恐怖を感じた
まとめ
ただ作りが雑だとか、手抜きとか低価格だからなどでは説明しきれない
異次元のクソさを感じる作品だった
ただラムネやりんかねのような、クソではあるもののやりたい事に全力を注いだ作品とも違い
誤字や、イラストとテキストの不一致などのクソさも備えている事から
『ただでさえ手抜きで雑に作っている上に作り手の感性が常識とかけ離れている作品』と言える
低価格とはいえ3000円の価値がこのゲームにあったかと言われると到底頷けない
ただ強いて言えば、狙ったものかは分からない衝撃的な伏線回収や
「その前に一度イクからちょっと待ってて」と言うセリフには
思わず口にしたくなるときめきを感じた
最終更新：2023年10月09日 14:25
