| ブランド | kelp | ![]() |
| ジャンル | クエスト受注で宿屋を経営するADV | |
| 原画・CG監修 | 珈琲猫 | |
| シナリオ | 矢口ヒメロ、昆布〆朗 | |
| 発売日 | 2025/10/31 | |
| 価格 | PKG版:4,800円(税別) DL版:4,800円(税別) PKG版抱き枕カバー付きセット:15,800円(税別) 抱き枕カバー:11,000円(税別) |
747:レイブン・ブラック・ラック・ライフ ◆pDpwQS3tSM:2025/11/14(金) 23:51:29 ID:DAPPnaqk
タイトル:レイブン・ブラック・ラック・ライフ ~廃宿の主になってワケアリ姫とシスターと過ごす宿屋ライフ~
ブランド:kelp
価格:PK版/DL版:5,280円(税込)/PK版抱き枕カバー付きセット:17,380円(税込)/抱き枕カバー:12,100円
発売日:2025/10/31(金)
シナリオ:矢口ヒメロ、昆布〆朗
原画、CG監修:珈琲猫
ジャンル:クエスト受注で宿屋を経営するADV
■ストーリー
主人公・アルジはギルド”pisolino corvo(カラスの昼寝)”に所属する騎士。
このギルドは内容を問わず様々な万事(よろずごと)を請け負う
いわゆる「何でも屋」に近く志高い同業者たちからは節操のない「ゴミ捨て場のカラス」と揶揄され、忌み嫌われる存在である。
そうした理由から、ギルドには王国騎士を廃業になった者や、他ギルドを追放された者など、一癖も二癖もある輩が多い。
そんなギルドからの依頼で、アルジはヴァルロワ王国のとある廃宿の主人として派遣されることになる。
「何でも屋」故に本職が騎士であるとかは関係なく、そんな依頼があることも決して珍しくはなかった。
そしてギルドからの依頼があったということは、この案件は“ワケあり”であることはこれまでの経験から分かっていた。
“ワケあり”とは宿のことなのか、これからやってくる客なのか、はたまたそのどちらもなのか、それは自らの目で確かめるしかないのだが……。
派遣された宿屋へと到着したアルジは早速その”ワケ”に出くわす。
長期間放置されてきた宿は埃に塗れ、蜘蛛の巣が張っておりまさに廃墟のような状態だった。
誰もいないはずの廃宿――のはずなのに、人が住んでいる形跡があったのだ。
警戒を強めながら宿を探索をする中でアルジが出会ったのは、剣を携えた1人の少女だった――。
■キャラクター
アルジェント・サルトレッティ
主人公。宿屋の復興を丸投げされた苦労人。
最終的に正体がわからなくなる。
マリーヌ・ラ・ヴァルロワ(CV 花月さや)
ダブルヒロインの片方で、ヴァルロワ王国の皇女。宿屋では「ミレーヌ」と名乗り、身分を偽るが周囲にはバレバレである。
作中の固有名詞がイタリア語でまとめられている中で、フランス語由来の名前なのが若干気にかかる。
作中で唯一身分や所属がはっきりしている人。
クリソベリル・アルマローリ(CV 倉下撫子)
ダブルヒロインのもう一方。教会に所属する聖職者。しかし実際は教会の壊滅を目論む二重スパイ。そしてその他の陣営にも所属しているらしく、結局何重スパイで正式な所属がどこなのかがわからない。
クンツァ(CV 黒瀬アイル)
主人公と同じギルドの所属で、宿屋では受付嬢を勤める。無口かつ無表情なのも手伝い、どこからどこまでを知っているのかよくわからない。
モルガン(CV 海音ねう)
剣の腕が立つ謎の美女。個別ルートではいずれも敵対するが、どこの組織に所属して何を目的に動いているかはわからない。
エルメラ(CV 梅宮ここ)
主人公の幼馴染。快活で人懐っこい反面、城下町の情報網を握っている油断ならない人物。主人公の過去や王国の暗部などを知っていそうだが、ついにメインシナリオに関わってこないため立ち位置がよくわからない。
アレクサ(CV どう彩織)
自称魔女の飲んだくれ。作中世界では魔女は一人で世界を滅ぼせるほどの能力を持つ魔術師に与えられる称号らしい。明らかに作中の謎の根幹を知っているが、特に何かを語ることはない。
■問題点
共通ルートと個別ルートに分けて記すが、正直なところ共通ルートにはそこまで問題はない。若干、首を傾げる部分はあるもののミドルプライスとしては見逃して然る程度である。
ダブルヒロイン制であり、個別ルートは2つである。ただし共通ルート内で特定のシナリオを踏まなければ任務失敗でそのまま終了となり、ノーマルエンド扱いとなる。
エッチシーンもメインであるマリーヌとクリソベリルが大半を占めるが、一つだけクンツァの枠がある(ただ主人公がトイレを覗き見るというもので、セックスシーンではない)。
- 共通ルート
共通ルート部分では宿屋の主となった主人公の奮闘記が描かれる。提示されるクエストを順不同で選択していく形で、テキストの差分も用意してあり攻略の順番によって矛盾が生まれないよう調整してある。ここは素直に好感が持てるところである。
クエストには大別して依頼をこなして資金を得るものと、宿屋の改築のために資金を支払うものがあるのだが、個別ルートまで辿り着くには癖のある選び方をしなければならない。
おそらくだが、個別ルートに必須のクエストの出現条件が一定以上の資金を持っていることなので、「稼ぎ→支払い→稼ぎ……」のように手持ちを残さないようにするプレイングではどちらのルートにも入れずノーマルエンドに叩き込まれる。というか、必須になるクエストのうち支払いとなるものは一つだけなので、それ以外で金を払う必要が全くない。なので攻略としては「依頼をこなしてひたすらに金を稼ぐ」である。宿屋の経営とは……?
- 個別ルート
個別ルートの問題を端的に言えば、「説明不足かつ何も解決していない」である。個人的にはフルプライス作品としてプロットを組んだが、実際にはボリュームダウンして要所要所を削った、という印象を受ける。
二つのルートに共通するプロットとしては以下である。
- ある日偶然、宿屋の地下に謎のダンジョンが広がっていることを知る。そこには蛍光灯や電気配線と思われるものがあり、明らかに魔法世界と異なる文明のものである(外見も地下ダンジョンというより研究所である)。
- そのルートのヒロインとともにダンジョンを探索する。そして最奥にはマナそのものを生み出すことのできる神(?)らしい存在がいることがわかる。
- 主人公たちは最奥に辿り着くが、その前にモルガン(サブヒロインの一人)によって神(?)が破壊されてしまっている。どちらのルートでもそのまま何もわからずに終了。
ルート1:マリーヌ・ラ・ヴァルロワ
(主人公たちにも隠しきれていなかったが)マリーヌが皇女様であることが明らかになるルート。
マリーヌがダンジョンの最奥を目指す理由としては、「自分には生き別れの姉が二人いる。その行方の鍵は地下ダンジョンの奥に眠っているらしい」というものである。
確かにダンジョンの最奥には辿り着くがすべてが謎のまま終わる。姉二人の正体も謎。そもそもその情報を垂れ込んだ人物も謎。地下ダンジョンがなぜ存在するかも謎。神(?)の正体も謎。
最後には辛うじて姉二人が生きているらしいことはわかるが、マリーヌは苦々しくもそれで良しとして城に帰っていく。主人公も次に会うときまでに皇女様に相応しい男となることを決意して締めである。
「ローマの休日」を思い出させる終わりだが、プレイヤーから溢れ出すのは涙ではなく疑問符である。
ルート2:クリソベリル・アルマローリ
クリソベリルの正体が明かされるルート。教会には裏の顔があり、古の遺跡を巡っては盗掘を繰り返している。そして手に入れた宝物を転売するなり、強力な武具防具に改造するなりして利益を得ているとのこと。
クリソベリルは教会に所属する反面、その壊滅を目的として動いている……つまりは二重スパイである。ただ二重スパイである以上のことがよくわからない。
地下ダンジョンの最奥を目指すのは、そこに鎮座する神(?)を守る任務があったからしいのだが、詳細は不明(教会からの命令とも異なるらしく、このあたりが話をややこしくしている)。モルガンがなぜ神(?)を破壊したのかも不明。よってクリソベリルとモルガン、結局何の派閥争いだったのかも不明。
幕引きでは、教会より新しい任務を帯びたらしいクリソベリルが宿屋を立ち去ろうとする。当然に主人公は引き留めるが、クリソベリルは魔法を掛けて食い下がる主人公を眠らせてしまう。主人公は夢のなかで、神(?)の本体らしい少女と接触、かつて少女と出会い、そしてその存在をこれまで忘れてしまっていたことを理解する。
そして目覚めた主人公は再び、クリソベリルが立ち去ろうとする場面に居合わせる。だが今度のクリソベリルに立ち去る意思はなく、主人公とともに生きていくことを誓ってくれる……
自分で何を書いているのかわからないが、本当にプレイしていて何もわからないのだからご寛恕願いたい。一応、最後のシーンはクリソベリルが主人公に見せている都合の良い幻想と解したが、だとするとなかなかのバッドエンドである。
どうやらダンジョン最奥の神(?)はメインヒロイン二人だけでなく、主人公にも深い関わりがあるらしいことが示されるのだが、やはりその謎も解かれることはない。最後の最後に主人公も正体不明になっちゃったよ。
750:名無しさん:2025/11/15(土) 01:11:58 ID:6vXLhx/o
選評乙、最後の方読んでたら普通に続きが気になってきた
いや完結しているはずの話で続きが気になっちゃいけないんだけど
ところでクリソベリルの所属、表から1つ目:教会、2つ目:敵対者ってだけならただの一重スパイじゃね?教会側のスパイとして働いてるなら二重だけど
753:レイブン・ブラック・ラック・ライフ ◆pDpwQS3tSM:2025/11/15(土) 06:43:33 ID:9f7O8vE2
>>750
二重スパイの件についてはこちらも疑問に思ったんだけど、作中でそのような表現が使われるんだよね。
実際のところ、クリソベリルの所属が確定していない以上、合っているとも合っていないとも言える。
759:名無しさん:2025/11/16(日) 00:02:26 ID:I/gHuyaU
選評乙
やはりクソゲーだったか……
kelpの前作(デビュー作)で、コンフィグのメッセージウィンドウの不透明度の所に「モウソウスピーカー」を表示される謎があったのだが、今作では修正されているのかな?
761:レイブン・ブラック・ラック・ライフ ◆pDpwQS3tSM:2025/11/16(日) 11:06:02 ID:2HhA3xrY
>>759
確認したけど、きちんと本作のタイトルになっていました
前作とモウソウスピーカーが関係ある話、初めて聞いたけど系譜を辿っていくとすたじお緑茶あたりに行き着くのかなぁ……?
今作に関しては手抜きや売り抜けでなく、予算・人員・納期あたりに敗北した結果だとは理解できるので、腹立ちはあまりない。ただ登場人物の大半が正体不明となるとクソゲー送りもやむを得なかった
762:名無しさん:2025/11/16(日) 15:09:57 ID:I/gHuyaU
>>761
759です。確認ありがとうございます
モウソウスピーカーの件は自分が発見したものではありませんが。とある個人ブロガーさんが画素付きで公開されていて腹筋崩壊しました
今回もやらかしていてくれたらポイントアップでしたが残念?です
モタモヤ系のクソゲーですね
763:名無しさん:2025/11/16(日) 15:13:06 ID:I/gHuyaU
↑
モタモヤ → モヤモヤ
板汚しすみません