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2010年2月15日締切 新聞論評 1914076 川添由理子
1.新聞情報:
2.要約:
経済産業省は今春卒業予定で就職先が決まっていない学生を対象に、中小企業でのインターンシップを実施する。半年間の実習プログラムに参加する学生と中小企業の双方に助成金を支給し、活動を促す。(92)
3.論評:
就職浪人学生を対象に、中小企業で半年間のインターンシップに加え、就職支援企業が専門家を派遣し実習や就職活動の相談に応じている。インターンシップ参加者には日額7000円、受け入れ企業にも日額3500円が支給される。半年間の実習プログラムに学生が参加することで、内定ではなく内定したのちを体験しているように感じる。この経験を通じて「働く」ことがより現実的になり、企業をみる目や志望動機に深みが増すのではないだろうか。
この取り組みのポイントは参加者と受け入れ企業の双方に助成金を支給するとこだ。インターンシップを受け入れる企業は少なからず人員を学生に割かなければならないため、躊躇してしまう面があるだろう。そこで助成金を支給することで、学生を受け入れやすくなり技術やノウハウを伝えられる余裕が出てくる。インターンシップは学んでこそ意義のあるものとなる。このインターンシップが自信となり、内定に通じることとなるだろう。(309)
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2010年2月15日締切 新聞論評 1914076 川添由理子
1.新聞情報:
- 見出し:就職浪人にインターン
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年2月10日
- 面数:4面
2.要約:
経済産業省は今春卒業予定で就職先が決まっていない学生を対象に、中小企業でのインターンシップを実施する。半年間の実習プログラムに参加する学生と中小企業の双方に助成金を支給し、活動を促す。(92)
3.論評:
就職浪人学生を対象に、中小企業で半年間のインターンシップに加え、就職支援企業が専門家を派遣し実習や就職活動の相談に応じている。インターンシップ参加者には日額7000円、受け入れ企業にも日額3500円が支給される。半年間の実習プログラムに学生が参加することで、内定ではなく内定したのちを体験しているように感じる。この経験を通じて「働く」ことがより現実的になり、企業をみる目や志望動機に深みが増すのではないだろうか。
この取り組みのポイントは参加者と受け入れ企業の双方に助成金を支給するとこだ。インターンシップを受け入れる企業は少なからず人員を学生に割かなければならないため、躊躇してしまう面があるだろう。そこで助成金を支給することで、学生を受け入れやすくなり技術やノウハウを伝えられる余裕が出てくる。インターンシップは学んでこそ意義のあるものとなる。このインターンシップが自信となり、内定に通じることとなるだろう。(309)
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