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2010年5月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介
1.新聞情報:
2.要約:
富士フイルムはフィルムを使う3次元(3D)映画の映写システムを貸し出すサービスを始める。劇場の初期投資はデジタル方式を導入する場合と比べ10分の1程度で済む。資金的に厳しい劇場中心に売り込み、3D映画の普及を後押しする。(110文字)
3.論評:
日本では昨年12月公開した3D映画「アバター」が大ヒット。しかし、現在は撮影から映写までデジタル化されており、1スクリーンあたり1000万~1500万円のデジタル映写機がないと上映できない。中小規模の劇場では導入が難しく、昨年は全国約3400スクリーンのうち、3Dを上映できたのは約1割だった。
今回、富士フイルムが貸し出すのは、現在普及している映写機に装着可能な特殊レンズ。3D用に焼き付けた従来型の映画フィルムを特殊レンズで通して映写すれば、デジタル映写機と同じように3D映画を上映できる。レンタル料を除く劇場の初期投資は、3D用スクリーンの導入に必要な100万円程度で済む。
カメラがフィルムからデジタルに置き換わったように、映画の機材もデジタル化が進行中。富士フイルムは映画フィルム大手で、フィルム需要の先細りを食い止める狙いだろう。(484文字)
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2010年5月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介
1.新聞情報:
- 見出し:富士フイルム 3D、既存映写機で上映
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年5月2日
- 面数:1面
2.要約:
富士フイルムはフィルムを使う3次元(3D)映画の映写システムを貸し出すサービスを始める。劇場の初期投資はデジタル方式を導入する場合と比べ10分の1程度で済む。資金的に厳しい劇場中心に売り込み、3D映画の普及を後押しする。(110文字)
3.論評:
日本では昨年12月公開した3D映画「アバター」が大ヒット。しかし、現在は撮影から映写までデジタル化されており、1スクリーンあたり1000万~1500万円のデジタル映写機がないと上映できない。中小規模の劇場では導入が難しく、昨年は全国約3400スクリーンのうち、3Dを上映できたのは約1割だった。
今回、富士フイルムが貸し出すのは、現在普及している映写機に装着可能な特殊レンズ。3D用に焼き付けた従来型の映画フィルムを特殊レンズで通して映写すれば、デジタル映写機と同じように3D映画を上映できる。レンタル料を除く劇場の初期投資は、3D用スクリーンの導入に必要な100万円程度で済む。
カメラがフィルムからデジタルに置き換わったように、映画の機材もデジタル化が進行中。富士フイルムは映画フィルム大手で、フィルム需要の先細りを食い止める狙いだろう。(484文字)
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