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2010年9月6日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
2.要約:
チリ北部コピアポの鉱山落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員33人の退避先と地上を結ぶ電話回線が設置された。地上で待機する家族は事故以来初めて言葉を交わし、待ち望んだ肉声を聞き、ほっとした表情を浮かべた。(100文字)
3.論評:
ゴルボルネ鉱業相は電話回線用の小トンネルを報道陣に公開した。「ハト」と呼ばれる長さ1.6メートルの筒に電話設置用の機器を詰め込み、筒に回線を手繰らせるように巻き付け、地下約700メートルの退避先に向けゆっくりと小トンネル内に降ろした。これにより、作業員が自分の思いの丈を伝える手段ができ、環境が改善された。
地上で待機するヒメナ・コントレラスさん41歳は夫であるパブロさん45歳に「あなた元気ですか」と聞き、パブロさんは「大丈夫、心配しないで。落ち着いているよ」と返答した。通話は1家族当たり1人に限られ、時間もわずか1分間。通話の前は不安だったというヒメナさんは「いつもの夫の声。それを聞けただけで十分」と笑みをこぼした。
今回の事故は、避難先に逃げ道を確保していないのが理解できない。今回の事件が起きたのは当然だと感じる。33人の健康状態は良好らしいが、暗闇の中、しかも地下で生活していると地上に戻ってきたときに何か異常がでるのではないか。私はそれが心配である。現在の予定であるクリスマス頃には家族と一緒に過ごせる努力に努めて欲しい。(471文字)
2010年9月6日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報:
- 見出し:チリ鉱山落盤事故、「元気ですか」「心配しないで」、電話設置、家族と初会話。
- 新聞名:日本経済新聞
- 発行日:2010年8月31日
- 面数:16面
2.要約:
チリ北部コピアポの鉱山落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員33人の退避先と地上を結ぶ電話回線が設置された。地上で待機する家族は事故以来初めて言葉を交わし、待ち望んだ肉声を聞き、ほっとした表情を浮かべた。(100文字)
3.論評:
ゴルボルネ鉱業相は電話回線用の小トンネルを報道陣に公開した。「ハト」と呼ばれる長さ1.6メートルの筒に電話設置用の機器を詰め込み、筒に回線を手繰らせるように巻き付け、地下約700メートルの退避先に向けゆっくりと小トンネル内に降ろした。これにより、作業員が自分の思いの丈を伝える手段ができ、環境が改善された。
地上で待機するヒメナ・コントレラスさん41歳は夫であるパブロさん45歳に「あなた元気ですか」と聞き、パブロさんは「大丈夫、心配しないで。落ち着いているよ」と返答した。通話は1家族当たり1人に限られ、時間もわずか1分間。通話の前は不安だったというヒメナさんは「いつもの夫の声。それを聞けただけで十分」と笑みをこぼした。
今回の事故は、避難先に逃げ道を確保していないのが理解できない。今回の事件が起きたのは当然だと感じる。33人の健康状態は良好らしいが、暗闇の中、しかも地下で生活していると地上に戻ってきたときに何か異常がでるのではないか。私はそれが心配である。現在の予定であるクリスマス頃には家族と一緒に過ごせる努力に努めて欲しい。(471文字)