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2010年8月2日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814029 氏名 薦田祐介
1.新聞情報:
2.要約:
家具、家電等の専門店を対象にした調査によると売上高が前年度比2.0%増となった。政府のエコポイント効果で押し上げられたことが大きく影響をしているが、しかしそれ以外の売上は前年度下回っている。(93字)
3.論評:
専門店の売上が前年度比2.0%増となった。その背景には政府のエコポイント効果による「特需」であるということがいえる。「特需」は消費者の需要を喚起し一定期間内の売上増加を催すが、特需終了後の需要低迷による売上高減少という問題もあるということも忘れてはいけない。家電専門店を除く比較では、増収率は前年度を0.6ポイント下回る1.7%にとどまっていることからも、決して景気が回復しているのではないということが伺える。自動車補助金やエコポイントが終了したあとが本当の真価がとわれるといっても過言ではない。そのためには現在の円高、景気の不安定さといった問題が重なっている現状では難しいといえるだろう。実際にこの9月に自動車補助金は終了したが駆け込み需要は凄まじいものであった。安定した経済成長を望むには不安材料が多すぎるのではないかと私は考える。(365字)
2010年8月2日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814029 氏名 薦田祐介
1.新聞情報:
- 見出し:専門店の売上高「特需で2%増」
- 新聞名:日本経済新聞
- 発行日:2010年8月2日
- 面数:13面
2.要約:
家具、家電等の専門店を対象にした調査によると売上高が前年度比2.0%増となった。政府のエコポイント効果で押し上げられたことが大きく影響をしているが、しかしそれ以外の売上は前年度下回っている。(93字)
3.論評:
専門店の売上が前年度比2.0%増となった。その背景には政府のエコポイント効果による「特需」であるということがいえる。「特需」は消費者の需要を喚起し一定期間内の売上増加を催すが、特需終了後の需要低迷による売上高減少という問題もあるということも忘れてはいけない。家電専門店を除く比較では、増収率は前年度を0.6ポイント下回る1.7%にとどまっていることからも、決して景気が回復しているのではないということが伺える。自動車補助金やエコポイントが終了したあとが本当の真価がとわれるといっても過言ではない。そのためには現在の円高、景気の不安定さといった問題が重なっている現状では難しいといえるだろう。実際にこの9月に自動車補助金は終了したが駆け込み需要は凄まじいものであった。安定した経済成長を望むには不安材料が多すぎるのではないかと私は考える。(365字)