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{2010年11月08日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介}
1.新聞情報:
2.要約:
パナソニックとソニーが29日、2010年7~9月期連結決算(米国会計基準)を発表した。最終損益はパナソニックが大幅増益、ソニーが黒字に転換した。(72文字)
3.論評:
パナソニックの7~9月期の売上高は前年同期比27%増の2兆2068億円、純利益が5倍強の310億円。ソニーも7~9月期の最終損益は311億円の黒字(前年同期は263億円の赤字)に転換した。
両社はそろって2四半期連続で最終黒字を確保した。これは08年秋の金融危機後では初めて。一時は大幅な赤字に落ち込んだが、安定した収益体質を取り戻した格好だ。ソニーは好調な7~9月期を受け、11年3月期通期の純利益見通しを600億円から700億円に上方修正した。
だが、先行き不透明感は強まっている。両社の今下期(10月~11年3月期)の業績予想は営業利益はパナソニックが1410億円と前年同期比13%減り、ソニーが643億円と29%減を見込んでいる。
1ドル=80円台まで進んだ円高、成長が続く新興国需要の開拓などで不安は募るばかりである。(361文字)
4.コメント
{2010年11月08日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914026 氏名 亀本啓介}
1.新聞情報:
- 見出し:パナソニックとソニー、7~9月堅調、先行きは不安、下期予想は慎重
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年10月30日
- 面数:3面
2.要約:
パナソニックとソニーが29日、2010年7~9月期連結決算(米国会計基準)を発表した。最終損益はパナソニックが大幅増益、ソニーが黒字に転換した。(72文字)
3.論評:
パナソニックの7~9月期の売上高は前年同期比27%増の2兆2068億円、純利益が5倍強の310億円。ソニーも7~9月期の最終損益は311億円の黒字(前年同期は263億円の赤字)に転換した。
両社はそろって2四半期連続で最終黒字を確保した。これは08年秋の金融危機後では初めて。一時は大幅な赤字に落ち込んだが、安定した収益体質を取り戻した格好だ。ソニーは好調な7~9月期を受け、11年3月期通期の純利益見通しを600億円から700億円に上方修正した。
だが、先行き不透明感は強まっている。両社の今下期(10月~11年3月期)の業績予想は営業利益はパナソニックが1410億円と前年同期比13%減り、ソニーが643億円と29%減を見込んでいる。
1ドル=80円台まで進んだ円高、成長が続く新興国需要の開拓などで不安は募るばかりである。(361文字)
4.コメント