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{2010年11月08日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914076 氏名 川添由理子}
1.新聞情報:
2.要約:
王子製紙は近畿大学の協力を得て、大型魚の運送に使う耐水段ボール箱を開発した。水をほとんど吸わず、100㎏程度の重量物も収納できる。廃棄に手間がかからず、古紙としてリサイクルできる。(90文字)
3.論評:
王子製紙は木箱でしか輸送しにくかった氷詰めのマグロも運べる耐水段ボール箱を開発し、近く水産業者などに売り込みを始める。一般的な段ボール箱を水につけた場合、30分で1平方メートル当たり300グラムの水を吸い、型崩れしてしまうが、新開発の段ボールは同3グラムしか吸わず、1平方メートルに2.5トン程度の重量にも耐えるという。
木箱より軽く、運送面での総重量もずいぶんと軽くなる。そのため、運送時に出る二酸化酸素の排出量を減らせるのではないだろうか。トラックの運送費も減少し、結果的に市場に出回る価格も安くなる。また古紙としてリサイクルもできる利点があり、繰り返し使える資源として、利用が広がることだろう。この耐水段ボールは水産業者の作業効率を上げるとともに、環境に配慮しているといえる。
今後、マグロだけではなく、ほかの商品に使えるように段ボールのサイズを製作し、利用の場を広げてほしい。(390文字)
4.コメント
{2010年11月08日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914076 氏名 川添由理子}
1.新聞情報:
- 見出し:氷詰めても大丈夫 マグロ運べる段ボール 水ほぼ吸わず 王子製紙が実用化
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年11月08日
- 面数:09面
2.要約:
王子製紙は近畿大学の協力を得て、大型魚の運送に使う耐水段ボール箱を開発した。水をほとんど吸わず、100㎏程度の重量物も収納できる。廃棄に手間がかからず、古紙としてリサイクルできる。(90文字)
3.論評:
王子製紙は木箱でしか輸送しにくかった氷詰めのマグロも運べる耐水段ボール箱を開発し、近く水産業者などに売り込みを始める。一般的な段ボール箱を水につけた場合、30分で1平方メートル当たり300グラムの水を吸い、型崩れしてしまうが、新開発の段ボールは同3グラムしか吸わず、1平方メートルに2.5トン程度の重量にも耐えるという。
木箱より軽く、運送面での総重量もずいぶんと軽くなる。そのため、運送時に出る二酸化酸素の排出量を減らせるのではないだろうか。トラックの運送費も減少し、結果的に市場に出回る価格も安くなる。また古紙としてリサイクルもできる利点があり、繰り返し使える資源として、利用が広がることだろう。この耐水段ボールは水産業者の作業効率を上げるとともに、環境に配慮しているといえる。
今後、マグロだけではなく、ほかの商品に使えるように段ボールのサイズを製作し、利用の場を広げてほしい。(390文字)
4.コメント