論評「農業や結婚サイトに進出」 - 久保ゼミ @wiki

トップページ > 新聞論評 > 新聞論評 2010 > 新聞論評 20101220 > this Page

{2010年12月20日　締　切　新聞論評　学籍番号　200814080　氏名　柏成昭｝

---

1.新聞情報:

• 見出し:農業や結婚サイトに進出
• 新聞名:日本経済新聞　朝刊
• 発行日:2010年12月14日
• 面9面

---

2.要約:
人材サービス会社が収益源の多様化を急いでいる。国内の人材派遣市場は規制強化の流れや製造業の海外移転を受け縮小傾向にあるうえ、企業の雇用国政で求人分野の厳しい環境が続く。（84文字）

---

3.論評:
人材派遣業は規制を強化していく流れや製造業が海外移転していくことにより縮小してきた。また、求人分野も企業の雇用抑制のため、厳しい状態が続いている。このため、人材派遣企業は収益源多様化を求め、他分野の新規事業に参入や受託サービス型の拡大を行う企業が多くなった。例をあげると、エスプールは、本来が軽作業請負を手掛けているが、11以降は農業を通じ、障害者の雇用を支援するサービスも開始した。千葉県市原市の農地にビニールハウスを建設したものが参入後初めての農業施設である。マイスターエンジニアリングは技術者派遣会社だが太陽光発電関係の事業に参入した。また、人災採用と技術者の育成も行い、展開が本格化する12年の3月期にこの事業で利益の1割を稼ぐ計画を立てている。エン・ジャパンは大手の求人サイトを運営しているが、結婚式情報サイトに参入した。現在、300以上も式場を掲載しており、12年12月期中の単月黒字化を目指す方針だ。（401文字）