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2011年11月27日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014031 氏名 冨田裕太
1.新聞情報
2.要約:
三菱自動車の2012年3月期はタイの大洪水の影響が想定より100億円前後縮小しそうである。要因は生産を想定より早く再開できたからだ。三菱自動車は、減産台数の6割強を期末までの増産で取り返す方針だ。(93文字)
3.論評:
三菱自動車は10月28日の2011年4月から9月期決算の発表時点で洪水の影響による工場の停止期間を11月末までの1か月半と想定していた。減産台数は3万5000万台、失う利益を140億円と見積もっている。しかしタイ工場は今月14日に約1か月ぶりに生産を再開。減産台数は2万3000台にとどまった。さらに、期末までの増産により最終的な洪水による影響台数は8000から9000台まで減らせる見通しとなった。タイの工場は三菱自動車の世界生産の2割を占めている。洪水による営業停止前の9月には多目的スポーツ車のパジェロスポーツやピックアップトラックのトライトンを約2万4000台生産していた。国内メーカーの中でタイ生産比率は最も高い。そのことから業績への影響が懸念されていた。他の日系自動車メーカーも徐々にタイ生産を回復させていて三菱自動車と同様に増産を急ぐ構えである。洪水の影響で減産台数が増大していたがいまはいかに増産ができるかが勝負になると感じた。(398文字)
コメント
2011年11月27日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014031 氏名 冨田裕太
1.新聞情報
- 見出し:三菱自動車、タイ洪水影響縮小
- 新聞名:日本経済新聞 日刊
- 発行日:2011年11月26日
- 面数:15面
2.要約:
三菱自動車の2012年3月期はタイの大洪水の影響が想定より100億円前後縮小しそうである。要因は生産を想定より早く再開できたからだ。三菱自動車は、減産台数の6割強を期末までの増産で取り返す方針だ。(93文字)
3.論評:
三菱自動車は10月28日の2011年4月から9月期決算の発表時点で洪水の影響による工場の停止期間を11月末までの1か月半と想定していた。減産台数は3万5000万台、失う利益を140億円と見積もっている。しかしタイ工場は今月14日に約1か月ぶりに生産を再開。減産台数は2万3000台にとどまった。さらに、期末までの増産により最終的な洪水による影響台数は8000から9000台まで減らせる見通しとなった。タイの工場は三菱自動車の世界生産の2割を占めている。洪水による営業停止前の9月には多目的スポーツ車のパジェロスポーツやピックアップトラックのトライトンを約2万4000台生産していた。国内メーカーの中でタイ生産比率は最も高い。そのことから業績への影響が懸念されていた。他の日系自動車メーカーも徐々にタイ生産を回復させていて三菱自動車と同様に増産を急ぐ構えである。洪水の影響で減産台数が増大していたがいまはいかに増産ができるかが勝負になると感じた。(398文字)
コメント
- 期末までに2万3000の6割を取り返す。言うは易し生むは難しですね。
しかしやらねばならない。大変。 -- (o) 2011-11-28 17:32:46