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updated:2012-03-10 17:49:24 (Sat)
2012年3月12日締切 新聞論評 201114030 北尾渉
1.新聞情報
- 見出し TPP問題、日本に戸惑い 米軍業界の意見見えず
- 発行日 2012年3月5日
- 新聞社 日本経済新聞夕刊
- 面数 3面
2.要約
TPPをめぐり、日本政府と産業界の間で、戸惑いが広がっている。米自動車業界は、通商問題で強い発言力がある。日本からの輸入車への関税を維持したい米自動車業界は、日本のTPP交渉参加に後ろ向きである。(94文字)
3.論評
TPPに加入するかどうか業界によって分かれている。農業などは、自分のところが守れないのではないかというものがある。現在コメの関税は数百%だが、TPPに参加し、欧米に「コメの関税をなくせ」などと言われたら、格安の海外産のコメがどんどん入っていき、国産のコメが全然売れなくなる。しかし、本当にそうなのだろうか。日本国内でも、あらゆる食に関する問題が出た。それから、消費者は何処産かなどを気にするようになってきた。また、国産のコメは信頼できるものでもある。コメの有名どころの庄内、長岡、秋田など殆どのところにコメのブランドがある。海外はそういったブランドは、あまり聞かない。勿論、海外にも、あきたこまちなどのコメはあるかもしれない。しかし、どうやって育てたものなのか、農薬はどれぐらい使ったのかなどが詳しく書かれていない可能性がある。そういったところは、政府がしっかりして、今後どうなるか、期待したい。(394文字)
4.コメント