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updated:2012-03-13 13:55:48 (Tue)
2012年3月12日締切 新聞論評 200914026 亀本啓介
1.新聞情報
- 見出し 富士通、中高年用スマホ 今夏に国内投入
- 発行日 2013年3月13日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 13面
2.要約
富士通は中・高年齢向けのスマートフォンを開発した。操作を簡素化して人気となった「らくらくホン」のスマホ版で、今夏に日本で販売。世界出荷を3割増の1000万台に拡大する原動力とする。(87文字)
3.論評
スマホは初期設定などがパソコンに近く、中高年層に使いにくいとされてきた。しかし、設定作業を容易にすれば従来型の携帯電話に比べて画面が大きくタッチパネルで操作しやすいため国内外で中高年層の重要を開拓できるとみている。
富士通は2つ折りの従来型の携帯電話「らくらくホン」で国内累計2000万台の販売実績がある。スマホ版の開発で、少子高齢化が進む国を中心に需要が見込めると判断したようだ。
新スマホは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載。ネットワーク経由でシステム機能利用する「クラウドコンピューティング」を生かしたサービスを盛り込む。体重計や血圧計といった健康測定機器と連動させて健康データを閲覧し医療機関に提供できる機能なども提供する。
このようなスマホが普及すれば高齢者も安心して利用できる。国内の携帯電話メーカーは世界展開が遅れてきたが、OSの統一によって海外進出が実現しやすくなるだろう。(393文字)
4.コメント