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updated:2012-09-07 20:53:51 (Fri)
2012年8月27日締切 新聞論評 200914026 亀本啓介
1.新聞情報
- 見出し 電力ピーク5~11%減
- 発行日 2012年9月7日
- 新聞社 中国新聞朝刊
- 面数 3面
2.要約
政府は関西、四国、九州の3電力管内に要請した節電の数値目標を7日に解除した。7~8月のピーク需要は2010年夏に比べて平均5~11%減少するなど、東日本大震災以降の2度目の夏を無事乗り切った。(92文字)
3.論評
家庭や企業で節電が定着し、昼間のピーク時間帯を避けて電気を使う利用者も増えた。電力会社間の融通や企業の自家発電の活用が進み、供給力も安定していた。
関西電力大飯原発3・4号機の運転再開も需給改善に役立ったが、政府が主張したように再稼働しなければ関西が電力不足に陥っていたかどうかは見方が分かれている。
電力の融通などを活用すれば再稼働しなくても計画停電も回避できたという見方もあるなど、この調子で節電に尽力すれば日本国内の原発ゼロも実現可能になるかもしれない。(228文字)
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